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ららママのゴールドコースト子育て記-2(5ページ目)

オーストラリアで子育て真っ最中のららさんによるレポート、第2弾です。オーストラリアでは宿題は親子で取り組む!?

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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オーストラリア人も教育熱心


オーストラリア人も子供達の教育に関してはとても熱心です。ほとんどの親が子供を小学校からカトリックやクリスチャンなどの私立に通わせたがります。

ちなみに、年間の学費は低学年で40万円、高学年で70万円です。中学・高校になると80万~100万円になります。子供が3人いる友人は子供の学費を払うために仕事していると愚痴っています。
公立小学校ならほとんど無料なのにと思ってしまいますが、「教育方針が悪い」とか「生徒のレベルが低い」といった理由のようです。

外国人の私からしたら、公立小学校でも十分行き届いたケアをしてくれると感じます。
個々の個性に応じて評価してくれるし、勉強以外にも運動の出来る子はそれを誉めてもらっているし、人に優しい子はそれなりに評価してくれるので子供達はそれぞれに自分の可能性に自信をもっています。
次男は先日教室の掃除が上手なので誉めてもらって「Award(賞)」をもらってきました。

ゴールドコーストの私立小学校に子供を通わせている友人の祖母と話をしていたら、「悪い子は私立に行っても悪いし、良い子は公立だってしっかり勉強するし、小学校から私立に行かせたがるのは親の見栄だね」と言っていました。
公立の小中高を卒業して有名大学に入学し、主席で卒業した孫が一緒に住んでいるので、説得力があります。

こういったことは親の価値観によるものだと実感し、どこの国も同じなのだとつくづく実感しました。


自然に囲まれ心豊かな人が多い


また、オーストラリア人は、日本人と違って心がとても豊かな人が多いと、いつも思います。大自然の中にいるせいなのでしょうか。学校の運動場も芝生で、森があって、動物達もいます。

野鳥のリキートとジョウ
リスや野鳥などいつも近くに動物がいるからなのでしょうか。
子供達は生き物を大切にすることを、小さい頃から学ぶのです。弱いものを大切にすることも、小さい頃から自然に学びます。これはとても大切なことですね。

ブリスベン市(比較的都会)から引っ越してきた次男のクラスメイトのお母さんと話をしていたら、新しい小学校は本当に行き届いていてとても感動したそうです。
田舎の少人数の小学校は都会から来た子供達にとっては退屈しないぐらい楽しいようです。

次男はブリスベンから来た新しいお友達の家にお泊りに行ってしまいました。やれやれ、今日は日本語の勉強はお休みみたいです。
でも・・・私にもお休みができました。

(つづく)


参照:ららママのゴールドコースト子育て記-1
ららママのゴールドコースト子育て記-3
ららママのゴールドコースト子育て記-4
オーストラリア留学
海外移住(オーストラリア)



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