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子供の教育資金はいくら準備しますか?(3ページ目)

「子供1人に3000万円」--。数字におののくのは間違いです。それはあくまでも、教育費と養育費まで含めた分。本当に貯めるべきお金を見極めましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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豊田式コース別教育資金の貯め方2


最近は、中学、あるいは小学から私立という進路を選択する家庭も増えています。その場合はどうしても、教育費はかさみます。

●中学校から私立

全てを<1>貯蓄でまかなうか、<2>毎月の生活費で全てまかなうか、<3>両方の組み合わせで考えましょう。

<目安額>
(あくまでも目安です。大学は私立文系の場合)

<1>子供1人につき約1200万円程度の教育資金を貯蓄
(大学が下宿になる場合は約1600万円)

<2>1人につき年100万~150万円程度の教育費支出を収入でまかなう

<3>上記<1>と<2>の組み合わせ。
例:貯蓄600万円+年約60万円程度の教育費支出を収入でまかなう
(大学が下宿になる場合は貯蓄800万円+年約80万円程度)


●小学校から私立

全てを<1>貯蓄でまかなうか、<2>毎月の生活費で全てまかなうか、<3>両方の組み合わせで考えましょう。

<目安額>
(あくまでも目安です。大学は私立文系の場合)

<1>子供1人につき約2000万円程度の教育資金を貯蓄
(大学が下宿になる場合は約2400万円)

<2>1人につき年100万~150万円程度の教育費支出を収入でまかなう

<3>上記<1>と<2>の組み合わせ。
例:貯蓄1000万円+年約60万円程度の教育費支出を収入でまかなう
(大学が下宿になる場合は貯蓄1200万円+年約80万円程度)


教育にどこまでお金をかける?


子供を大学まで行かせようと考えたときに、国公立中心なら、貯めるべきは300万~500万円です。この数字だけ見ていれば、さほど怖くはないですよね?

しかし、「中学から私立」「小学から私立」となると、状況が一転します。
教育費は重い負担に感じられます・・・

進路は家計やライフプランとの兼ね合いで、よく検討して、選択をしましょう。マイホームプランや老後資金などとの兼ね合いもありますので、悩む場合は、FPなどに相談するのも手です。


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