「かかるお金」が一人歩き?


先日、ガイドの小会合で
「『子供1人にかかるお金は3000万円』という数字が一人歩きしている」
という話がでました。

「子育てにかかるお金」のガイドとしては、現実を見据えた上で、じゃあどうしたらいいのか対策をしっかり考えましょう、というメッセージを発信し続けてきたつもりでしたので、少なからずショックでした。

子供にかかるお金はイコール「貯めるお金」ではないのね!

確かに、子供にかかるお金の話は、さまざまなデータを元に何度も取り上げてきましたが、「じゃあ、それに対してどうしたらよいか」というアンサーも必ずつけていたつもりだったのです。むしろ大事なのは「対策」の方だというのに、目に入るのは、「かかる」数字ばかりだったのでしょうか? 

だとしたら、がっかりです!

しっかり理解してくださって、きっちり準備をされている読者の方も少なくないと思いますが、念のため、おさらいです。

かかるお金≠貯めるお金


すでに別のコラムで書いてきたように、子供1人を大学まで行かせたとすると、AIU方式で約3000万円、「国民生活白書」で約1300万円(注:DINKS生活との差額)のお金が、かかるとされています。まだ記事に取り上げていませんが、こども未来財団の数字では約2400万円かかる、とされています。

参照:
子供を育て上げるのに3000万円part2
【国民生活白書的子育てにかかるお金】子供1人に1300万円!?

なかには、これだけのお金がないと子供が持てない、と勘違いされる方もいますが、そうではありません。

そのうちの養育費や教育費の一部は、月々の家計でやりくりできるもの(すべきもの)です。お金の使い方の優先順位も変わるし、楽しみが置き換わる分、それまでのお金の使い方も変わるのです。