自宅生の「貯金・繰越」が増加
自宅生の支出合計は59,980円で、前年比で990円増でした。
「食費」、「書籍費」、「その他」、「貯金・繰越」が増え、中でも「貯金・繰越」は11,880円だったものが、14,580円へと+2,700円も増えたのが特徴です。
下宿生の食費は1977年以降で最低に!
下宿生は支出が1,520円減りました。増加した費目は「貯金・繰越」(+2,410円)のみで、以下のようにその他の全ての項目で下がりました。これは1973年以来、初めてのことだそうです。特に、食費は77年以降で最低水準の金額に下がりました。
食費(?680円)、住居費(?1,400円)、交通費(?250円)、
教養娯楽費(?360円)、書籍費(?110円)、勉学費(?220円)、
日常費(?190円)、電話代(?320円)、その他(?400円)
学生の節約意識が高まる
「今後の生活の見通し」は、「苦しくなる」と答えた学生が全体で32.2%。「日常気にかかっていること」でも「生活費やお金のこと」が50.6%で、学生の清貧度はアップしていきます。
一方、今後、節約や工夫をしたい支出費目として、「外食費」「衣料品代」「嗜好品」「飲酒代」が挙げられ、さらに切り詰めた生活を覚悟していることがうかがえます。