STEP2 何のために見直しなのか?(見直しの目的)
住宅ローンの見直しは、シッカリと目的をもって検討しましょう! |
【Aパターン】繰上返済などをするための資金(現金)がある方
(冬のボーナスは繰上返済、もしくは今まで貯金を続けて住宅ローンの早期返済を考えている方)
■住宅ローンの早期完済…今のうちに住宅ローンをどんどん返済したい!
■金利上昇への備え…金利上昇が不安なので対策を打ちたい!
■より有利な返済…返済額を減らしたい!総返済額を減らしたい!
■更に貯金で備える…子供の教育資金を貯めたい!
■団体信用生命保険を月払いにしたい…年払団体信用生命保険の支払いがまとまってくるの負担に感じてしまう。
【Bパターン】繰上返済などをするための資金(現金)がない方
(ボーナスを利用した繰上返済は考えていない、または、住宅ローン返済と並行して貯金するのがなかなか上手くいかないと考えている方)
■金利上昇への備え…金利上昇が不安なので対策を打ちたい!
■より有利な返済…返済額をおさえて、ゆとりを持ちたい!
■更に貯金で備える…子供の教育資金を貯めたい!老後を視野に入れた貯蓄をしたい!
■団体信用生命保険を月払いにしたい…年払団体信用生命保険の支払いがまとまってくるので負担に感じてしまう
住宅ローンを返済しながら貯金がたまらないことは、金利上昇よりもっと不安になってしまうという声をよく伺います。Bパターンの方でも見直しによって、来年の貯蓄プランをガラっと変え、貯蓄を軌道にのせることも可能です。なぜなら、住宅ローンは何千万円という借り入れなので、家計に及ぼす影響が大きいわけです。この住宅ローン返済にテコ入れができればその効果も高いものとなります。
そしてAパターンもBパターンも無駄な利息は絶対支払いたくない!という思いを念頭に置いて検討することも大事なポイントです。
それぞれAパターン、Bパターンの目的がイメージできるようになってきましたか?出来なければこの目的の絞込みを、ファイナンシャル・プランナーや、住宅ローンを専門に取り扱うモーゲージブローカーなどに相談されるのもよいでしょう。なぜなら、このSTEP2をしっかり行っておかないと後々、何千万円の借り入れと何十・何百万円の繰上返済資金を棒に振ってしまう恐れすらあるからです。
では、STEP2の準備ができましたら、次は見直し方法を検討します。見直し方法の見つけ方については、下記のパターン別に紹介しましょう!
【関連INDEX】
「有利な返済方法のポイント」
「返済方法の見直し」