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どの金利キャンペーンがお得なの?
金利優遇キャンペーン!「全期間1%優遇!」、「当初10年間1.9%、11年目以降は店頭金利から最大0.4%の金利優遇!」、「当初3年間0.78%、4年目以降は0.4%の金利優遇!」など、どうやって金利比較をすればいいの?どの金利優遇が一番お得なの?という問い合わせが殺到しています。

日本の住宅ローン金利にもわかりやすい基準を決めましょう。


住宅ローンの金利とは長いお付き合いになることは、既にお話しましたが金利比較をするときに、なにかわかりやすい比較はできないのか?という皆さんのご要望にお答えします。私も最近の金利優遇キャンペーンについては、消費者の皆さんを迷わせるだけのような気がしてきましたので、そろそろ日本でもはっきりとした金利比較基準を決めていきましょう。
全3回シリーズ「間違えだらけの金利比較」の第1弾!アメリカでの住宅ローン金利比較方法を教えます。第2弾では、アメリカでの住宅ローン金利比較の仕組みについてもう少し掘り下げて説明をします。最後の第3弾では、その仕組みを日本の銀行・ノンバンクが販売する住宅ローン金利に当てはめてみると。。。どのような結果がでるか楽しみですね。

私自身が3年ほど前までは、アメリカでの住宅ローン販売を仕事にしていましたので、海を渡った米国の消費者の「賢い金利比較方法」をご紹介しましょう。

「変動金利」が「固定金利」より高い!?

30年固定金利=5.779%、3年固定金利=6.040%とある「米国の住宅ローン金利表示(一例)」をご覧頂きたい。(英語ですが、トップページの表と数字だけを見てみよう。)このホームページには住宅ローン金利の広告が紹介されています。この表の項目4つがありますが、左から説明しましょう。

■ 「TYPE」→金利タイプ(固定金利、固定選択型、変動金利型など)
■ 「RATE」→適用金利(この金利を基準に毎月返済額などが決定されます。皆さんもよく見かける金利ですね)
■ 「APR」 →Annual Percentage Rate と言い、日本語では実質金利と訳してよいでしょう。数十万円の諸費用や一定の金利リスクを含めた金利です。アメリカでは住宅ローンを広告する時は必ずこの「APR」の表示が必要になります。
■ 「Closing Cost」→住宅ローンを借り入れる時の所定の費用概算です。

これらの表示があって初めて住宅ローンの広告ができるわけです。

次ページで、本当に「変動金利」が「固定金利」より高いところを見てみましょう。