医療保険ってどんな保険なの？(2ページ目)

手術した時にもらえるのが手術給付金保障！

手術給付金は、病気や災害（事故・ケガ）で手術をした場合に、保険会社へ請求することで受取れる給付金です。手術給付金は入院給付金と共に主契約として設定している保険もあれば、特約として設定している保険も存在します。

手術給付金も入院給付金と同様に、病気や事故・ケガで治療を目的とした手術であることが前提です。虫歯の治療や美容整形等は基本的に保障の対象外です。

■手術給付金の額
多くの場合、入院給付金日額の5～20倍に設定されています。例えば、入院給付金日額が1万円の場合、手術給付金は1回あたり5～20万円になります。一部の商品では一律（10万円等）となっています。何の手術をすると20倍になるかなどは、約款の「対象となる手術および給付倍率表」に細かく記載されています。

■手術給付金の限度回数
手術給付金」をもらえる回数は、入院給付金と違って制限がありません。10回でも20回でも手術をしたら給付対象にはなります。でもそんなにたくさん手術をしたら生きていないかもしれません。

■手術給付金と入院給付金の関係
手術給付金の保障は、ほとんどの医療保険で入院給付金と共に主契約扱い（外せない保障）となっているので、必ず付けることになります。手術給付金は入院を伴わない日帰り手術でも保障の対象になり、入院給付金も手術を伴わない入院でも保障の対象になります。


医療保険の基本的な保障は入院給付金と手術給付金の2つです。まずはこの2つで安心できる保障プランを考え、それではまだ不安な場合は、必要に応じて特約を検討していくと良いでしょう。
※医療保険の詳細については、各保険会社や共済のパンフレットや約款等で確認して下さい。


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・ ２分でわかる医療保険の基礎！(All About 医療保険)