「家を買ったら生命保険の保障内容を見直しをすると良い」と言うような話を、一度くらいは聞いた事があるかと思います。生命保険は人生の転機である、就職や出産、住宅購入などで必要とされる保障に変化が起きるので、住宅購入も見直しをするタイミングとしては良いと言えますが、では医療保険の場合、保障内容をどう見直したら良いのか考えてみました。
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しかし、住宅ローンはほとんどの場合団体信用生命保険に加入するので、返済中に万が一死んでしまったら、ローン残債を返済する必要なく遺族がマンションを所有することができます。一方賃貸の場合は、死んでも家賃を免除される事はありません。もしそのまま住み続けるなら生前と同じ家賃を払い続ける必要があります。仮に家賃が月々10万円、管理費・修繕積立金が月々1万円だとしたら、買わない場合は家賃10万円を払い続けるのに対し、買った場合は管理費・修繕積立金の1万円を払うだけで済むので、ここに9万円の差が生まれます。
では、住宅ローンを返済し終わった後はどうでしょう。所有していれば管理費・修繕積立金1万円を払うだけで住み続けられますが、賃貸の場合はずっと家賃10万円を払う必要があるので、やはり生活コストが多くかかります。
よって、家を買った時は、必要な死亡保障額を減らせることが多いので、保障内容を見直しする良い機会と言えます。
※家賃や住宅ローン返済額、管理費・修繕積立金額は変わる可能性があります。また購入する家は将来建替えが必要になることも考えられるので注意が必要です。
では医療保険の場合はどうか?