私の年収では保険は必要なのね!? |
ただ、勤労による収入の場合は、もし病気やケガで働けなくなった時に収入が激減してしまう事も考えられます。例えば、能力主義の雇用形態によって高収入を得ているような場合、病気などによって働けなければ能力を失い、収入も失うことになります。プロスポーツ選手などが良い例で、どんなに一流選手でもケガをしてしまえば、活躍どころか出場もできなくなり、あっという間に収入を失ってしまいます。
また、高収入が定年まで続く保証はなく、リストラの可能性もあります。
このような人は、もし収入が激減してしまった場合にでも困ることのないよう、保険料を短期間で支払い終えてしまうような方法をとるとか、数百万円単位の予備資金を早期に確保しておくなど、リスクを回避できるようなお金の使い方や管理の仕方をしていきましょう。
■先祖代々の土地を持っている人
土地を売却すればお金持ちと言えなくもないですが、その土地を守っていかなければならない(売却できない)なら、お土地持ちであってお金持ちではありません。
その土地を活用して上手く収益を上げているなら保険は必要ないかもしれませんが、ただ所有しているだけなら固定資産税の支払いに追われて余裕はないはずです。もし病気やケガで高額な治療費を支払わなければならなくなった時に、土地を手放すことになっては困るでしょうから、保険は必要なのではないでしょうか。
会社を経営しているお金持ちは??
お金持ちで、医療保険やがん保険が必要なさそうな場合でも、会社を経営している場合は別の考え方ができます。法人を契約者として加入する保険にはいろいろな活用方法があります。例えば、事業承継対策や役員退職金確保のために保険を活用することはとても有効です。その為、保険会社には法人向けの保険商品が多数存在しています。どのように活用するかは、信頼できる保険募集人や税理士、ファイナンシャルプランナーなどに相談してみて下さい。
勤め先でいろいろ保障がある人は自分で加入する必要はない?