毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の旬・種類

たけのこ(筍)のおいしい時期・種類

春の代表的な味覚、たけのこ。時期によって、出回るたけのこの種類が違うことをご存知ですか? ここでは主要品種を紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

たけのこの旬っていつ?

たけのこは南は九州・四国、北は東北南部に産地があり、時期を追って、旬の産地が北上していきます。

最も多く食べられている孟宗竹(もうそうちく)は3月中旬~5月に旬を迎えます。その後を淡竹(はちく)、真竹、根曲がり竹、が旬を迎えます。

たけのこの種類と時期について

孟宗竹
大きくて、食べ応えのあるたけのこです。
孟宗竹(もうそうちく): 日本各地で栽培されている大型のたけのこで、皮に茶色のビロードのような毛が生えています。実は白くて、柔らかく、吸い物・和え物・煮物・揚げ物に。3中旬~5月に旬を迎えます。


水煮たけのこ
ゆでる手間が省けるのが便利な水煮たけのこ。
水煮たけのこ: 生のたけのこを掘り出して、すぐゆでて下処理したものなので、調理が楽です。切り口に白い粉が見られるが、これはチロシンというアミノ酸。洗い流さず、そのまま食べられます。

淡竹(はちく): 寒さに強いたけのこで、北海道でも作られています。皮は薄くて、赤紫がかっており、細長いです。味は淡白で、アクが少ないです。

根曲がり竹: 姫竹、笹竹、とも呼ばれており細長く、茎が根元で湾曲しています。白くて香りがよく、5~6月に旬を迎えます。

真竹: 苦竹と呼ばれるほどアクが強いたけのこですが、味は良いです。皮に斑点があり、竹材用として使われています。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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