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表検索ならHLOOKUP関数で(2ページ目)

初心者のかたでも使える関数について順番に説明。今回は他の表から検索してデータをもってくる関数のうちで、参照する表の項目名が縦に入っているものの説明です。使えるととっても便利!ガイド記事です。

執筆者:石渡 真澄

エラー値を表示しない方法

※IF関数を付け足して、『もし、商品コードがなかったら、空白にして、商品コードがあれば、HLOOKUP関数を行う』ようにします。このように関数を組み合わせて使うことを「関数のネスト」と言います。

1)HLOOKUP関数を入れたセルをクリックし、数式バーか、セルの中で次のように変更します。(打ち直してください)
=IF(B3="","",HLOOKUP(B3,$B$7:$F$9,2,FALSE))
空白を表すには、””を使います。(Shift+2のキー)
最後の )(閉じるかっこ)を忘れずに入れてください。

2)Enterで確定すると、B4が空白になります。

3)この式を下までコピーします。
B4をクリックし、そのセルの右下の・にマウスポインタの先端をポイントすると、黒い十字になりますので、そのまま下に向かってドラッグします。(表の最後までドラッグします)

4)B列に、式が入りました。B5をクリックすると数式バーに式が表示されますので、確認できますね。

※ここで、B5の式も打ち変えます。B4とある箇所を2箇所B3に変更します。
意味は、もしB3に何も入力されていなければ、空欄で、入っていれば、Hlookupを使うということです。
※そして、検索行も2から3に変更します。
担当者名は、検索する表の3行目にあるからです。
そうすると、下図赤枠内のような式になりますね




5)実際に商品コードを入れてみます。
B3に「S102」と入力。

6)B4に「Excel2002」B5に「渡辺」と入りました。




★近似値を取る場合もVLOOKUP関数と同じようにできますのでお試しください。
次回は、数値を文字として表示するTEXT関数です。
お楽しみに~




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