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ストレスなどから逃れるためにある行為や物質をはじめ、しだいに心身をコントロールできなくなるほどそれ中心の生活を送ってしまうことを「依存症」といい、アルコールやドラッグなどのように物質に依存するものや、ギャンブルや買い物などのように行為に依存するもの、家族や恋人などのように関係に依存するものなど、さまざまな種類があります。ストレス社会が生む心の病は増加の一途をたどっていますが、依存症もその代表のひとつといえるでしょう。
もし、大切な人が依存症になった場合、あなたならどうしますか?今回は、ギャンブル依存症のご主人をサポートし、家族としてこの病気と立ち向かっている女性(お銀さん;仮名)にインタビューしてみました。現在、身近な人の依存症に悩んでいない人も、現代を生きる処世術としてぜひ参考にしてみてください。
お銀さんのホームページはこちら▼
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---ご主人がギャンブル依存症だとわかったのはいつ頃でしょうか?
時期でいうと4年ほど前でした。その前から「借金がある」と2回打ち明けていたのですが、3回目に借金を打ち明けたとき、同時に「自分は病気なんだ」と告白したのです。そして私自身、症状を聞き調べるうちにパチンコに関する「ギャンブル依存症」であることがわかりました。その後、主人が自らこの病気に向き合い、完全にギャンブルを断ってから10ヶ月になります。
---ご主人に告白されるまでは、気づかなかったんですね?
まったく気づいていませんでした。平日は勤務時間中に行っていたそうで、休日は「仕事がある」とうそをついて行っていたそうなんですが、全然見抜けませんでした。「自分は病気なんだ」と打ち明けたときに初めて、パチンコにはまった経緯、借金のこと、「強盗しようか」と夜中に町をさまよったこと、死のうと思ったことなども話してくれました。いま思えば、意味もなくイライラしていたり、携帯に電話しても全然つながらない時期があったのですが。
---3回目の借金を打ち明けたとき、ご主人はどうして病気のことも告白しようと思われたのでしょう?
| アノニマスとは?■ ギャンブル依存からの回復をめざす自助グループ。宗教、宗派、政党、組織、団体にも縛られず、メンバーの献金だけで運営している。全国組織で会費は無料。依存症者の家族や友人のための自助グループ「ギャマノン」(GAM-ANON)もある。 GA日本(ギャンブラーズ・アノニマス) |
そのとき、はじめて「きちんと治したい」と思ったからだと思うんです。専門的に治療できる精神科を探しましたが、借金の返済で家計が苦しかったので「無料」という言葉にひかれて、3ヶ月間「GA」(ギャンブラーズ・アノニマス;ギャンブル依存症者のための自助グループ※)に通うことになりました。ここには現在は通っていませんが、回復のきっかけにはなりました。
---ギャンブルに依存したのは、ご主人がもともともっている気質によるところが大きいと思われますか?
主人も自分で認めているのですが、以前からあきっぽい、努力が嫌い、「棚からぼたもち」が落ちてくるのを待っている、面倒なことは嫌い、周りの意見に流されてしまいそのせいでストレスがたまりやすい、趣味がない、などの特徴はありました。しかし、最も大きいのは家庭環境による影響ではないかと思います。
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