企業が最低価格保証を提供する真意とは？

エクスペディアジャパンが開始した『最低価格保証』

エクスペディアジャパンが海外ホテルの最低価格保証を開始！

オンラインのホテル予約サイトを運営するエクスペディアジャパンは1月23日から予約料金の最低価格保証を開始すると発表しました。同社の運営するホテル予約サイト“Expedia.co.jp”において海外のホテルを予約した場合、予約したお客がもしそれ以下の価格を他のホテル予約サイトで発見すれば、予約の翌営業日の営業時間内に同社のカスタマーサポートセンターに電話して差額を返金依頼を行うというものです。

対象はなんとExpedia.co.jp上で取り扱う世界中の8000都市、40000軒にも及び、『ホテル』、『お部屋タイプ』、『ご利用人数』、『適用払戻条件』、『チェックイン日』、『チェックアウト日』、『ホテル単独の予約』などの項目において予約した条件が同一で、他社サイトで提供される日本円の価格が低ければ、差額を利用したクレジットカードに返金するという仕組みになっています。

最近ではエクペディアジャパンに限らず最低価格保証を謳う企業が増えてきています。

この“最低価格保証”はマーケティング上、どのような意味を持つのでしょうか？企業が最低価格保証を行う真の狙いについて、今回はマーケティングの観点から考えていきたいと思います。

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