営業のノウハウ/営業の基礎知識

デキるビジネスマンにはスタイリストがいる(2ページ目)

「見た目9割!」とも言われています。自分の第一印象に自信があれば、気持ちにも余裕ができますよね。では、自分専用のスタイリストの選び方・活用の仕方ををお話します。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

専属スタイリストは3人欲しい

自分の服装や身だしなみについてアドバイスしてくれる人は、少なくとも3人は見つけておきたいもの。1人や2人だと、そのアドバイスが偏ったものになる可能性があるからです。

人選のときのポイントは、何といっても自分が信頼できる人を選ぶこと。アドバイスに納得感があり、その人自身の外見力も高い人を選ぶことが大切です。

いくらアドバイスが的確でも、欠点ばかりをあげつらう人は避けるべき。その人のアドバイスを受け入れていれば、たしかに欠点はなくなるかもしれません。しかしそれだけでは、可もなく不可もない無難な服装や身だしなみになってしまいます。これではお客さんと接したときに、相手に際立つ第一印象を与えることができません。

逆に長所ばかりを褒めてくれる人も避けるべきでしょう。長所は伸ばせるかもしれませんが、今度は欠点を補強することができなくなります。

ですから自分専属スタイリストは、「良いところ」と「改善点」の両方を指摘してくれる人を選ぶべき。依頼をするときにも、両方を指摘してもらうようにお願いしておくといいでしょう。自分と違う視点からアドバイスをしてくれる人を選ぶことも、重要なポイントです。

自分としては「なかなかいいぞ」と思っている服装が、異性や歳の離れた人から見たときに、必ずしも好感を持たれるとは限りません。自分専属スタイリストを3人選ぶとしたら、そのうちの2人は異性、また2人は年代の違う人を選べるとベストです。きっと自分では気がつかなかった新鮮な観点からのアドバイスをしてくれるはずです。

ちなみに「服装や身だしなみのアドバイスは、配偶者や恋人から受けている」という人も結構多いと思います。配偶者や恋人は、自分のことを一番よく知っているわけですから、アドバイスをもらうこと自体は悪いことではありません。

ただしあまりにも距離が近いために、自分のことを客観的に見ることができないという弱点もあります。そういう意味では自分専属スタイリストは、配偶者や恋人以外から選んだ方がいいかもしれません。
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