子育て・キッズ
絵本 新着記事一覧(9ページ目)
色の魔術師エリック・カールの絵本の魅力
『はらぺこあおむし』はとても有名な絵本ですが、作者エリック・カールの他の作品をあまりご存じない方も多いようです。色の魔術師と呼ばれ40を超える作品を発表しているエリック・カールとその優れた作品をご紹介します。
海外の絵本・外国人作家の絵本ガイド記事大橋 悦子鬼婆からの逃走劇『さんまいのおふだ』が面白い!
昔話に登場する鬼婆は人間を食べようとする怖ろしい化け物ですが、いつも失敗ばかりで憎めないところがあります。そんな鬼婆が登場する絵本『さんまいのおふだ』をご紹介します。便所の神さまも登場する怖くて面白い昔話です。
日本の昔話絵本ガイド記事大橋 悦子雅な雰囲気を堪能したい昔話絵本『いっすんぼうし』
誰でも1度は聞いたことがある一寸法師のお話も、案外細かいところを覚えていなかったりするものです。そんな時におすすめの絵本『いっすんぼうし』をご紹介します。端正な日本語と美しい絵が魅力の格調高い作品です。
日本の昔話絵本ガイド記事大橋 悦子超過激な昔話絵本『かちかちやま』の語り口
子ども向けにアレンジされた昔話に親しんできた人は、本来の昔話に触れるとその残酷さから子どもたちに聞かせたくないと思うことがあります。過激な内容を持つ絵本『かちかちやま』を通して、残酷な昔話をどのように読めばよいのかを考えます。
日本の昔話絵本ガイド記事大橋 悦子大震災の爪痕と希望を描く『ぼくのじしんえにっき』
主人公のぼく・和之少年が、夏休みに入って間もなく経験した震度7の地震。『ぼくのじしんえにっき』には、大震災で「メッチャンコ」になった町と、その後に地域を襲った想像を超えた様々な出来事、少年が感じたことが、淡々とつづられていきます。一変した環境に戸惑い、悲しみを経験する中で、自分にできることは何かを考え続ける少年。直視するのが恐ろしい大震災の爪痕を描きながら、読者に希望と勇気をもたらす児童書。
ガイド記事千葉 美奈子大切な人を亡くした心に寄り添う『かぜのでんわ』
東日本大震災後、線のない電話が設置された岩手県大槌町の「風の電話ボックス」。いもとようこさんの『かぜのでんわ』は、いなくなってしまった人へ思いを届けるために多くの人が訪れる実在の「風の電話」をもと生まれた、鎮魂と心の復興への祈りが込められた絵本です。
ガイド記事千葉 美奈子東日本大震災後さまよい続ける心を描く『およぐひと』
帰りたかった場所に向かって必死に泳いで戻ろうとする男性。小さな赤ちゃんを抱えて、住み慣れた土地から少しでも遠くへと逃げる女性。絵本『およぐひと』は、東日本大震災で命やそれまでの日常を唐突に奪われた人々の無念を描き、それぞれの人生にある復興の意味について問いかけます。
ガイド記事千葉 美奈子地域で守った命『つなみてんでんこ はしれ、上へ!』
東日本大震災で巨大な津波に飲み込まれた岩手県釜石の海沿いの町。園児、小中学生約600人が約2kmにわたって上へ上へと走った避難の記録『つなみてんでんこ はしれ、上へ!』。「つなみてんでんこ」が持つ「それぞれが逃げて、自分で自分の命を守る」という意味の深さを、臨場感を持って迫る避難の記録が投げかけます。
ガイド記事千葉 美奈子素敵な言葉、誰に伝える? 『だいすきっていいたくて』
大切な人たちに「大好きだよ」「大切に思っているよ」とちゃんと伝えていきたいし、相手の思いも感じたくなる絵本『だいすきっていいたくて』。ちょっと心が疲れてしまった大人も、心が軽く温かくなりそうです。
ガイド記事千葉 美奈子地球上の人々に思いをはせる『せかいのひとびと』
世界中には様々な外見や言語、文化を持つ人々が暮らしているということを、わかりやすく興味深く伝える『せかいのひとびと』。幼児期から小中学生以上、大人まで、豊かな絵と心に響く文章で描かれた「多様性」を前に、心を動かされる絵本です。
ガイド記事千葉 美奈子