ふるかわ おと
滞在経験を通して、多民族の国マレーシアの魅力を伝える編集ライター
マレーシアの首都クアラルンプールに4年間暮らす。現地情報誌『パノーラ』『ハローマレーシア』(ともにCEM.ASIA)の編集担当として活動。帰国後は、マレーシアでの実体験をもとにした執筆、講演。また「マレーシアごはんの会」を立ち上げ、マレーシア人とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を主催。
クアラルンプールと世界遺産ペナンを楽しむ3泊5日
東洋の真珠とよばれるペナン島。2008年、ユネスコの世界文化遺産に登録されたジョージタウンを中心に、世界中から多くの観光客が訪れています。今回はペナンと首都クアラルンプールを3泊5日で楽しむプランをご紹介します。
クアラルンプールの交通手段
大都会クアラルンプールの交通手段はおもに3つです。中心部の移動ならLRTとモノレール。旅行客でも簡単に利用できます。この2つが網羅していない場合は、タクシーをうまく活用しましょう。
マラッカ、ペナンで育まれた美しいプラナカン文化
多民族国家マレーシアで、ひときわ華やかな文化をもつ民族「プラナカン」。少数ながら、豊かで個性あふれる文化を育んでいます。とくに、手の込んだ料理と美しい工芸品(ニョニャ食器、ビーズサンダル、ニョニャ・クバヤ)が魅力。今回はプラナカンについてたっぷりご紹介します。
カジャンにある巨大なサテ専門店/KL近郊
ひと口サイズの肉を串に刺し、炭火でこんがり炙ったジューシーなサテ。お店こだわりの特製ピーナッツソースが味の決め手です。日本ではビールのおつまみのように扱われることが多いのですが、マレーシアでは立派なメイン料理。ひたすらサテを食べ続ける専門店を紹介します。
マラッカ特産の椰子砂糖(グラ・マラッカ)工場見学
マラッカ特産の砂糖「グラ・マラッカ」は、黒砂糖のような深いコクのある甘みが特徴。マレーシア伝統菓子のクエダダ、チェンドル、オンデオンデには必ず使われています。また、和食に使ってもおいしいので、料理好きならお土産としてもオススメ。今回はグラ・マラッカの製造工程を密着レポートします。
マラッカのグルメ・屋台
マラッカのグルメといえば、多様なスパイスを使い、辛さは控えめのニョニャ料理がいちおし!もともとは、母から娘へ、娘からその娘へと、それぞれの家で大事に受け継がれてきた究極の家庭料理。凝った料理ながらも、家庭の愛情が感じられるやさしい味です。またニョニャ料理以外にも、チキンライスボール、サテ・チュルップなどの個性派の名物料理がマラッカにはたくさん。食べないと損する絶品グルメを紹介します。
マレーシア人で賑わうジョンカー通りの夜市/マラッカ
マラッカ、ジョンカー通りの夜市(ナイトマーケット)は楽しい! 毎週金~日に開催され、地元のマレーシア人で大にぎわい。マレーシアという異国にいるにも関わらず、まるで日本の夏祭りのような懐かしい雰囲気に心が躍ります。
プラナカン屋敷に泊まる。ホテル・プリ・マラッカ
「ホテル・プリ・マラッカ」は、プラナカン独特の様式で建てられた瀟洒なホテル。ホテルそのものが人気の観光スポットといってもいいほど由緒正しい屋敷です。立地は、ジョンカー通りにほど近く、宿泊費もリーズナブル。予約が取りづらい人気ホテルなので、マラッカ滞在の日程が決まったら、即チェックしましょう。
クアラルンプールの観光スポット
マレーシアの首都クアラルンプールは、高層ビルが立ち並ぶ都会だけではないのです。静けさに包まれたモスク、中国語が飛び交うチャイナタウン、白檀のお香が濃厚に漂うインド人街。各民族の文化がディープに体験できるスポットがたくさん!どこを体験するかで、マレーシアの表情はまったく違って見える。それがマレーシアの魅力です。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら