だるま まこと
ウイスキーファンをひとりでも増やすべく、情報発信中。
山崎蒸溜所100周年7/ウイスキーづくりと山崎駅
山崎蒸溜所が稼働しはじめると、東海道本線山崎駅から蒸溜所まで大麦の俵を積み込んだ牛車が連なった。ところが何年経っても製品らしきものが生まれる気配がない。近隣住民は“麦ばかり喰う、怪物ウスケが棲んでいる”と噂し合う。今回は鉄道がウイスキーに果たした役割について述べる。スコッチもバーボンも鉄道のおかげで興隆したのだった。
プレミアムハイボール<山崎>350ml缶限定発売
「サントリープレミアムハイボール<山崎>350ml缶」が8月8日(火)に発売される。2023年は山崎蒸溜所100周年であり、サントリーウイスキーの、さらにいえば日本の本格ウイスキーづくり100周年でもある。これを機に“山崎蒸溜所謹製原酒 ハイボール”として数量限定発売されたものだ。さてその香り、味わい、酒齢(エイジ)を探ってみよう。
樽ものがたり25周年/ウイスキー樽のある暮らし提案
「サントリー樽ものがたり」が25周年を迎えた。何十年もの年月、ウイスキー原酒貯蔵熟成に活躍した樽を再利用し、家具やインテリアグッズに姿を変えて製品化する。それとともにウイスキーのあるライフスタイルを提案しつづけてきた。今回は、人気の「樽キャビネット」をはじめ、「TARURU<タルル>」ダイニングセットやおつまみを盛り合わせるのに最適な「バレル側板トレイ」などを紹介する。
「ザ・マッカラン インテンスアラビカ」数量限定発売
ザ・マッカランの挑戦的な香味づくりの世界を伝える、ハーモニーコレクション第2弾が6月27日に発売された。今回はコーヒーをコンセプトにした「ザ・マッカラン ハーモニーコレクション インテンスアラビカ」。ハーモニーコレクションは革新的な技術と自然素材との融合を目指しており、モルト原酒の多様性とサステナビリティに焦点を当てたシングルモルトである。カプチーノやエスプレッソのニュアンスを香味に抱いている。
山崎蒸溜所100周年6/山崎宗鑑と松尾芭蕉の足跡
日本のウイスキーの故郷・山崎は、古くから文人たちとのゆかりが深い。後鳥羽上皇250回忌には“水無瀬三吟百韻”が奉納され、また戦国時代、俳諧の祖とされる山崎宗鑑が山崎に暮らし、江戸時代には彼を慕う俳聖・松尾芭蕉が訪れて句を捧げている。そしていま、「山崎」のラベルの書には宗鑑の句に似た遊び心がみられる。
プレミアムハイボール<白州>350ml缶限定発売
「サントリープレミアムハイボール<白州>350ml缶」が6月6日(火)に発売される。2023年は山崎蒸溜所100周年であり、サントリーウイスキーの、さらにいえば日本の本格ウイスキーづくり100周年でもある。これを機に“白州蒸溜所謹製原酒 ハイボール”として限定発売されたものだ。父の日ウイスキーとしてプレゼントするのもいい。さてその香り、味わい、酒齢(エイジ)を探ってみよう。
山崎リミテッド・響ブロッサムハーモニー2023発売
5月30日(火)に「シングルモルトウイスキー山崎LIMITED EDITION 2023」と「響BLOSSOM HARMONY 2023」が発売される。2製品ともに2021年からこの時期になるとギフト市場向けに発売され、父の日のプレゼントや夏のご挨拶の贈り物として高い人気を得つづけている両製品の味わいについて解説する。
山崎蒸溜所100周年5/ウイスキーとエゴマ油発祥地
日本の本格ウイスキー発祥の地、山崎は日本の油発祥の地である。山崎には油の神様として知られる離宮八幡がある。ここは中世、荏胡麻(エゴマ)油の製造販売の独占権が与えられ、油座の本所であった。現在も“油祖”離宮八幡は話題が尽きない。“油断大敵”のお守りが人気らしいし、何よりも離宮八幡限定特別仕様の荏胡麻油の「御神油」はコアなファンを持つ。
『ウイスキー1年目の教科書』佐々木太一著
『絵とマンガでわかる ウイスキー1年目の教科書』(KADOKAWA)という本が4月1日に刊行され、話題を呼んでいる。著者はサントリーのウイスキー伝道師、佐々木太一氏。イラストやマンガを織り込みながらウイスキーの基礎知識が優しくわかりやすく語られている。内容はかなり充実している。これだけの知識が備わったならば、ウイスキーを楽しむには十分といえる。
シングルモルト山崎・白州100周年記念蒸溜所ラベル
サントリーウイスキーは今年、2023年にウイスキーづくり100周年を迎えた。この4月から「シングルモルトウイスキー山崎」「同山崎12年」、また「シングルモルトウイスキー白州」「同白州12年」がサントリーウイスキー100周年記念蒸溜所ラベルに順じ切り替わる。今年はこの蒸溜所ラベルのボトルで日本の本格ウイスキーづくり100周年を祝おう。
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