ウイスキー＆バーガイド達磨 信

バーボンのラベルをご覧いただければおわかりになると思うが、ジャパニーズやスコッチに比べて熟成年数が短い。これはケンタッキーの気候風土、そして内側を焼いたバレルと呼ばれる小樽を使用している点にある。

この秋からずっとプレミアムバーボンウイスキー製品を紹介してきたが、そもそもバーボンってなに?どんなウイスキーなの?ってことを語っていなかった。今回は反省をこめて入門篇記事を送りする。

8月のノブクリークの記事で、日本未発売の「ノブクリーク シングルバレル」についてふれた。12月2日遂に日本発売となる。待望していた新たなスーパープレミアムバーボンの登場である。

最近、アメリカのセレブたちの間ではフレッシュな味わいのブルーアガベ100％テキーラが人気だそうだ。10月28日、日本で新発売されるサウザ ブルーはそのアガベ100％テキーラ。まずは常温で味わいたい高品質な佳品。

ビーム家6代目、名匠ブッカー・ノーのスーパープレミアムバーボンシリーズの最後は「ベイゼル ヘイデン」。ライ麦比率が高く、ハーブティー的な感覚も潜む興味深い味わいを抱いている。

ジムビームのスーパープレミアムバーボンシリーズの3製品目を紹介しよう。7年熟成で107プルーフ(53.5％)とアルコール度数は高いながら、甘く芳しいコクとしなやかさが特長的だ。

スモールバッチバーボンの第2弾。最高傑作といえるスーパープレミアムバーボン「ブッカーズ」を紹介する。恋しくて離れられなくなるほどのファンがいる。

ノブ クリークはジムビームのスモールバッチシリーズのひとつ。スーパープレミアムバーボンで、今年の英国の権威ある酒類コンペティションISCで素晴らしい結果をおさめている。

「ジムビーム プレミアム」がなかなかにいい。まろやかでほどよいコクがあり、キャラメルやナッツのような甘さに洗練がある。5年以上熟成原酒をチャコールフィルターで濾過した上質感を楽しんでいただきたい。

シングルモルト、スコッチブレンデッドにつづきアメリカンウイスキーの販売数量ランキングを紹介する。2013年、ジムビームが驚異的な躍進をみせた。前年比8.5倍以上もの伸びを記録している。