たけうち まさと
産科医
たくさんのお産に携わりながら、より優しい「うまれる」「いきる」をつなごうと、地域、国、医療の枠をこえて、さまざまな取り組みを展開している産科医。著書、監修書多数。
妊娠2か月目 妊娠4~7週の胎児の様子・母体の症状や気を付けること
妊娠2か月時の赤ちゃんは成長に必要な器官が成熟していないため、胎児ではなく胎芽の段階です。この時期の赤ちゃんはどのように成長し、お母さんにはどのような変化がおきるのでしょうか。この時期の過ごし方や注意点を学びましょう。
妊娠4週目のエコー写真・胎芽や胎嚢・初期症状や流産のこと
妊娠4週目の胎芽・胎嚢の大きさや発達・エコー写真をご紹介します。妊娠四週(4w)でも、母体は妊娠検査薬や基礎体温表でうっすらと陽性の反応が分かるかもしれません。体がちょっとだるくなるなどの妊娠初期症状を感じることもあるでしょう。気になる初期流産の知識も知っておきましょう。
妊娠22週 エコー写真で見る胎児の大きさ・胎動・「22週の壁」とは
妊娠22週(22w)のエコー写真を見てみると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)が25cm~28cm、体重は400g~500g程。ネット検索の中で「22週の壁」と言う言葉が生まれているようですが、医学的に妊娠22週未満は流産/22週以降は早産と言われるためだと考えられます。妊娠二十二週頃は胎動を通して妊娠期間を楽しみながら、こむら返りやむくみなど体のトラブルケアなども心がけましょう。
妊娠27週目エコー写真で見る胎児の体重や大きさ・早産になったら
妊娠27週(27w)のエコー写真を見ると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)が38cm、体重は800g~1200gほどに成長。この時期の胎児の脳の細胞数は大人を上回っています。妊娠二十七週での万が一の出産は早産となり、新生児治療の対象となる週数です。母体は手足がむくみやすくなる時期。血圧が高くなければ心配ありませんが、ひどい場合は全身の循環をよくするようにしましょう。
妊娠26週目エコー写真で見る胎児の体重と大きさ・早産になったら
妊娠26週目(26w)のエコー写真を見ると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)は36cm、体重は750g~1000gほどに成長。脳は新生児と似たものに近づく時期。妊娠二十六週での万が一の出産は早産となり、新生児治療の対象となる週数です。母体は妊娠性ホルモンの影響で糖尿傾向になります。
妊娠25週目エコー写真で見る胎児の大きさ・体重・早産になったら
妊娠25週(25w)のエコー写真を見てみると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)は34cm、体重は650~900gほどに成長。赤ちゃんは肺呼吸の準備が進んだり、眼球活動が始まる時期。妊娠二十五週での万が一の出産は早産となり、新生児治療の対象となる週数です。母体は比較的安定する時期ですが、足もとが見えにくくなってくるため、転んだりしないよう注意しましょう。
妊娠24週目 エコー写真で見る胎児大きさと体重・早産になったら
妊娠24週目(24w)のエコー写真を見てみると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)は32cm、体重は550~750gほどに成長。日々、反射神経を鍛える練習をしていて、ビックリしたときに起こる反射作用も備わってきます。妊娠二十四週での万が一の出産は早産となり、新生児治療の対象となる週数です。母体は消化不良や胸やけ、腸にガスがたまる感覚に悩まされることがでてくるかもしれません。
妊娠23週目エコー写真・胎動の様子・胎児の大きさや体重
妊娠23週(23w)のエコー写真を見てみると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)は30cm、体重は450gg~650gほどに成長。妊娠二十三週の胎児は筋肉や骨、内臓組織の発達で体重増加が著しく、胎動もだいぶしっかり感じられように。母体は下半身の血行悪化によるこむら返りが起きることも。
妊娠21週目エコー写真・胎動の様子・胎児の大きさや体重・性別
妊娠21週(21w)のエコー写真を見てみると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)が25cm、体重は300g~450g程。妊娠二十一週は脳が再び急成長、生殖器も発達して性別が分かる時期。母体は一気に妊婦さんらしい体つきになってきます。胎動を通して赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。身体の変化に伴う便秘や痔、足のつりには適切な予防を。
妊娠19週目 胎動や性別が分かる人も!胎児のエコー写真・大きさ
妊娠19週(19w)のエコー写真を見てみると、胎児の大きさはCRL(頭殿長)が13cm~15cm、体重は250gほどに成長。妊娠十九週は生殖器もできあがり、赤ちゃんの性別が分かる人もいるでしょう。また胎動を感じる人も増えてきます。母体は、腰痛が起きやすくなったり、母乳の準備も進んでいます。
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