しみず なおみ
病気の「存在意義」を伝えるコーチング医
女性医療ネットワーク発起人・NPO法人ティーンズサポート理事長。日本産婦人科学会専門医で、現在はポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長。清水(須藤)なほみ。病院に行きづらいという患者さんの悩みを、現役医師の知識を活かしてサポートします。
人工妊娠中絶の種類・手術法・リスク・不妊症との関係
【産婦人科医が解説】人工妊娠中絶は、日本では母体保護法により適応条件が定められています。適応条件を満たせば21週6日まで可能ですが、22週以降はいかなる理由でも中絶はできません。妊娠週数によって初期中絶、中期中絶と手術方法にも違いがあり、中期中絶では死産証明書を役所に提出する必要があります。人工妊娠中絶の種類とリスク、その後の妊娠への影響、不妊症との関係について解説します。
もし子供に「ピルを飲みたい」と言われたら…中高生のピル事情
【産婦人科医が解説】ピルは避妊目的のものと思われている親御さんが多いかもしれませんが、中高生でも、月経移動や月経痛の緩和を始め、過多月経やPMS、ニキビなどの改善、受験シーズンの月経コントロールなどの目的でピルを服薬しているお子さんは珍しくありません。ピルの効果・副作用、お子さんとの接し方について解説します。
毛じらみ症(ケジラミ)はどこからか……原因・症状・治療法
【産婦人科医が解説】毛じらみ症(ケジラミ)の主な症状はかゆみのみですが、感染してすぐに症状が出ることは少ないです。毛じらみ症にかかった場合、セックスパートナはもちろん、家族単位で治療をしなければなりません。毛じらみ症の原因、症状、治療、予防法を解説します。
おりものの異常・正常なおりものとの違い【婦人科医が解説】
「おりもの異常」は、婦人科に来られる患者さんの中で月経関連症状に次いで多い訴えです。においが気になる、血が混じる、量が多いなど、相談はさまざまです。まずは正常なおりものとはどんな状態か。おりものの役割と、異常なおりものとの区別の仕方、症状から疑われる病気についてご説明します。
これって2人目不妊?次の妊娠ができない原因や背景・治療法
2人目不妊というのは一般的な用語でして、医学的には「続発性不妊」と言います。妊娠経験があるのにも関わらず、その後、なぜ妊娠ができないのでしょう? 原因不明のことも多い「2人目不妊」の背景・原因や、不妊治療の方法を解説します。
「卵子の在庫数」を調べるAMH検査を受けてみて
原子卵胞の数が、現時点でどのくらいあるのかを予測できるのが「AMH(アンチミュラリアンホルモン)検査」。若い頃から月経周期が長い&月経量が少ない、卵巣の手術や抗がん剤などの治療を受けたことがあるなどの場合は、AMHの値を参考に「いつ、どのように」妊娠を目指すのかを考えた方がよいでしょう。
月経期に血痰が出る肺子宮内膜症・異所性内膜症とは
【産婦人科医が解説】月経周期に合わせて血痰が出るなどの症状を伴う「肺子宮内膜症」。正しくは「異所性内膜症」「特異部位子宮内膜症」と言われる病気です。主に子宮や卵巣周辺に発生する「子宮内膜症」が、肺や腸管など全く異なる臓器にできてしまう異所性内膜症の原因・症状・治療法について解説します。
出生前診断・新型出生前診断とは…特徴・リスク・注意点
【産婦人科医が解説】採血だけで胎児の病気の確率がわかると注目されている新出生前診断。正確には「無侵襲的出生前遺伝学的検査」「母体血細胞フリー胎児遺伝子検査」と言います。リスクは低いですが、精度も含めて正しく理解しておく必要があります。トリプルマーカーテスト、クワトロマーカーテスト、羊水検査、絨毛検査などの従来の出生前検査と併せて、検査の特徴とメリット、注意点を解説します。
妊娠中・授乳中の蜂蜜…胎児や乳児への影響はある?
【産婦人科医が解説】1歳未満の乳児が食べると死亡リスクもある蜂蜜。ボツリヌス菌の芽胞が腸内で感染を起こすためですが、妊娠中や授乳中の女性は食べても大丈夫なのでしょうか? 母親が蜂蜜を食べることで胎児や乳児への影響はあるのか、非加熱蜂蜜や蜂蜜入り飴・ヨーグルトなどの安全性も含めて解説します。
生理を早める方法…ピルの飲み方・ピル以外の方法
【産婦人科医が解説】生理を早めたいときはピルの服用が確実。ピル以外の市販薬や食べ物、漢方、運動などの方法はいずれも根拠がありません。失敗せず確実に生理を早めるためにはピルをいつ飲めばよいのか、ピルの種類や料金の目安、小学生や中学生のピル服用の可否なども含めて解説します。
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