きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
国民皆保険はどうなる? TPP加盟後の保険
TPPによって国民皆保険はどうなるのでしょうか? 国民皆保険はなくなり、個人で医療保険に入る、または、自ら保険を選ぶ時代が来るのでしょうか? グローバルの流れの中で、健康で、病気になっても安心できる社会であって欲しいものです。
TPPが及ぼす医療・医薬品のメリット・デメリット
現在議論されているTPP。「環太平洋パートナーシップ協定(Trans-Pacific Partnership)」の略で、太平洋を取り囲む国の間で、経済の自由化を進めようという動きです。様々な分野での影響が考えられるTPPについて、医療や医薬品との関係についてまとめました。
川崎病の治療・回復見込・再発
川崎病には病気の治療法と、後遺症を減らすための治療があります。川崎病の治療法や回復見込み、再発の可能性の有無について分かりやすく解説します。
日本紅斑熱の原因・症状・治療法
ダニによって感染するダニ感染症の一つである「日本紅斑熱」。山野や農耕地にいるマダニに刺されることで発症し、高熱や発疹などの症状が出ます。予防法と治療法をご紹介します。
H7N9型の鳥インフルエンザの症状・治療・予後
これまで人への感染例がなかった「H7N9型」の鳥インフルエンザ。今年2013年、中国で人への感染と死亡が報告され、今後は人から人への感染が危惧されています。これまでわかっている情報をまとめ、症状・治療・予防法・予後について解説します。
先天性風疹症候群の原因・症状・予防
2012年頃から風疹が流行しています。風疹は、治療方法はありませんが、ワクチンで予防できる病気です。特に、感染予防が大切なのは妊婦です。妊娠中に風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群になります。
乳幼児突然死症候群の危険因子・対策
乳幼児突然死症候群(SIDS・エスアイディーエス)は、名前の通り、乳幼児が兆候なく突然に亡くなってしまう病気です。原因は不明ですが、いくつかの危険因子が報告されています。1人でも発症が少ないことを願ってやみません。
腸チフスの症状・治療・予防接種
腸チフスという感染性の腸炎があります。日本では減りましたが、海外ではまだある病気です。日本ではワクチンがあることが認知されていません。海外旅行時に勧められる予防接種の1つです。ワクチンがあることをぜひ知っておいてください。
PM2.5による気管支喘息・気管支炎
PM2.5とは「Particulate Matter 2.5」の略。Particulateは微粒子、matterは物質なので、直径が2.5μm以下の超微粒子を指します。気管支喘息や気管支炎の原因となるPM2.5は、工場や産業の廃棄物、自動車の排気ガスとして知られています。
花粉症に乳酸菌!? フェカリス菌という乳酸菌の効果
国民病とも言えるスギ花粉症。毎年、花粉症で悩む人は増加しています。花粉症対策として、症状が出にくくなる体質にできたらいいでしょうが、その治療方法にはもう少し時間がかかります。身近に少しでも軽くできるものがあればいいのですが……。
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