医師 / 家庭の医学 ガイド 清益 功浩
きよます たかひろ
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
ガイド記事一覧
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2012年頃から風疹が流行しています。風疹は、治療方法はありませんが、ワクチンで予防できる病気です。特に、感染予防が大切なのは妊婦です。妊娠中に風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群になります。
掲載日:2013年04月09日子供の病気 -
乳幼児突然死症候群(SIDS・エスアイディーエス)は、名前の通り、乳幼児が兆候なく突然に亡くなってしまう病気です。原因は不明ですが、いくつかの危険因子が報告されています。1人でも発症が少ないことを願ってやみません。
掲載日:2013年03月19日子供の病気 -
腸チフスという感染性の腸炎があります。日本では減りましたが、海外ではまだある病気です。日本ではワクチンがあることが認知されていません。海外旅行時に勧められる予防接種の1つです。ワクチンがあることをぜひ知っておいてください。
掲載日:2013年03月12日予防接種・ワクチン -
PM2.5とは「Particulate Matter 2.5」の略。Particulateは微粒子、matterは物質なので、直径が2.5μm以下の超微粒子を指します。気管支喘息や気管支炎の原因となるPM2.5は、工場や産業の廃棄物、自動車の排気ガスとして知られています。
掲載日:2013年03月06日肺・気道の病気 -
国民病とも言えるスギ花粉症。毎年、花粉症で悩む人は増加しています。花粉症対策として、症状が出にくくなる体質にできたらいいでしょうが、その治療方法にはもう少し時間がかかります。身近に少しでも軽くできるものがあればいいのですが……。
掲載日:2013年02月20日花粉症 -
狂犬病は、狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれて、発症すると、致死率ほぼ100%という病気です。日本の犬、猫に咬まれて発症した狂犬病は幸い、1957年以降見られず、海外で犬に咬まれて発症する例が散見されます。発症しないために、ワクチンがあります。狂犬病ワクチンについて説明します。
掲載日:2013年02月19日予防接種・ワクチン -
野口英世先生が亡くなられたことで有名な黄熱ですが、日本では幸い見られません。これから卒業旅行などでアフリカに行く場合など、海外に渡航時には必要な知識ですので、ここで黄熱ワクチンについて説明します。
掲載日:2013年02月12日予防接種・ワクチン -
2012年から流行しているノロウイルスによる胃腸炎ですが、治療方法が無く、予防が大切です。特に、子どもで注意する点を説明したいと思います。
掲載日:2013年01月15日子供の病気 -
乳児には少なく、5歳頃から多くなる病気の1つに、急性虫垂炎があります。大人と違って、子どもでは症状が進みやすいので要注意です。虫垂が炎症で破れてしまうと、腹膜炎、敗血症(菌血症)を起こすので、早期発見が大切です。急性虫垂炎について説明したいと思います。
掲載日:2012年12月11日子供の病気 -
混合性結合組織病は、膠原病の1つです。膠原病である強皮症、多発性筋炎、全身性エリテマトーデス(SLE)という病気のような状態が同時または徐々に出てくる病気で、RNPという自己抗体が陽性になる病気です。強皮症、多発性筋炎、SLEとは区別されています。
掲載日:2012年12月04日膠原病・リウマチ