なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
チョコもらえないかも…予期不安とは?
男性なら誰でも(?)もらいたいバレンタインデーのチョコですが、「チョコもらえなかったらどうしよう」と不安が強くなってしまった時はメンタル面からの対策もあります。
精神科・神経科・心療内科・カウンセリングの違い
自分のメンタル面に問題が生じている事に気付き、いざ、病院を受診してみようと思った際、行くべき診療科はどこなのか戸惑われないように、基本的なポイントを解説いたします。
風邪の季節は笑顔が大切!その訳は?
風邪対策は手洗い、マスク、予防接種などが一般的で、メンタルな面は忘れがちかも知れませんが、慢性的にストレスの多い生活環境では免疫力が低下しやすく、メンタルケアも重要な風邪対策の一つです。
試さない! シンナー使用の危険な結末
シンナー吸引は生命を失う危険さえある危険な行為であり、シンナー吸引にコントロールが効かなくなり、使用が長期に及んだ場合、不可逆的な病的変化が体内の組織に生じ、深刻な症状が出現して来ます。
グリシ・シクニス(中米):集団発生する憑依状態
心の病気の症状はその人の属する社会の影響が強く現れる場合があります。例えば、中央アメリカでは悪霊の憑依現象のように見える心の病気が集団発生する地域があり、グリシ・シクニスと呼ばれています。
薬物依存…人生を破滅へ導く覚せい剤
覚せい剤は神経伝達物質であるドーパミンを分泌させ、快楽を司る脳の一部を刺激する物質であり、生命の危険もある急性中毒症状、依存、深刻な精神症状なと様々な問題を生じさせます。
適応障害、人生の節目に潜む心の病気
結婚、転居、退職など、人生の節目は新しい環境への順応が試される時です。うまく適応できないと、心の不調から日常生活に大きな支障が生じる「適応障害」が起きてしまう可能性があります。
ゴキブリが異常に怖いのは恐怖症?
嫌いなモノは誰にでもありますが、不合理な程、恐怖心が強くなってしまい、日常生活に支障が生じている場合は恐怖症の可能性があります。恐怖症には意外なルーツが隠されている場合があります。
邪視(地中海諸国・中南米):嫉妬・羨望の視線
嫉妬や羨望の目で見られた人や物に害が及ぶという、邪視は古代バビロニアから周辺諸国へ広まりました。現在では地中海諸国、中南米などで邪視を信じる文化があり、文化依存症候群の一つになっています。
百薬の長は逆効果? 心の病気と飲酒
アルコールは適量なら、気分を良くし、気持ちをリラックスさせますが、心の病気時の飲酒は、症状を悪化させ易くするばかりか、アルコール依存症になるリスクが大きくなります。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら