なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状
ADHD(注意欠陥・多動性障害)はその名の通り、注意不足、多動性、衝動性を特徴とする病気です。ADHDは男子に多く、症状は通常7歳以前に現れます。それぞれの特徴的な症状、傾向について詳しく解説します。
反社会性パーソナリティ障害とは…特徴・症状・治療法
世の中には、規則を守るのが苦手な人がいます。この傾向が極端に強く、自己の利益のために平気で嘘を繰り返してしまう場合、反社会性パーソナリティ障害かもしれません。原因は分かっていませんが、女性より男性に多い病気です。反社会性パーソナリティ障害の原因、症状、治療法について解説します。
呑気症(空気嚥下症)とは…苦しいお腹の張り・げっぷ
食べ過ぎたわけでもないのに、お腹が張る、げっぷが多い、腹痛、吐き気、ガスがたまる……。これらの症状がある場合、呑気症(空気嚥下症)の可能性があります。原因は様々ですが、心理的要因や生活習慣の癖も重要な要因です。心の不調時にも現われやすい呑気症の症状・対策法・治療法について解説します。
家族の統合失調症…再発の前兆に気づいたときの対処法
統合失調症は再発が決して少なくない疾患の一つです。再発の要因は様々で、薬を飲まなくなる、問題飲酒がある、ストレスが強まることなどが挙げられます。これらのリスク要因は周りでの対処も大切です。家族が統合失調症を再発しそうな場合の対処法について解説します。
幻想振動症候群とは…スマホが震えたはずが着信ナシ
スマホが震えて、着信だと慌てて確認したのに、実際は電話も新着メールもなかった。そんな経験はありませんか? 「スマホが鳴った(震えた)と思ったのに気のせいだった」という現象は、「幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)」と名づけられています。錯覚か幻覚か、対処法はあるのか、詳しく解説します。
抗不安薬の効果・作用機序・副作用・種類一覧
不安障害に処方される抗不安薬。主な治療薬は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬と呼ばれるものです。抗不安薬の効果、作用機序、種類、依存性などの副作用について、詳しく解説します。主なベンゾジアゼピン系抗不安薬一覧も強さ別にご確認ください。
介護疲れ、介護うつに陥らないためのメンタルケア
「介護疲れ」「介護うつ」といった言葉もよく聞かれますが、介護する側にも介護される側にも、ストレス対処は重要な問題です。精神的な安定は、疾患の経過のよさにもつながるもの。介護する側の心身の健康も守りながら、上手にストレスケアをしていくことの大切さについて解説します。
摂食障害は思春期の病気?中年期に発症するケースも
拒食症や過食症などの摂食障害は、若い女性の病気というイメージが強いかもしれません。摂食障害は確かに10代、20代の女性に多い病気ですが、中年期に発症することもしばしばあり、間違った先入観のために治療の開始が遅れることは少なくありません。中年期に気をつけるべき摂食障害について、詳しく解説します。
適度に休息、溜め込み禁物!五月病の乗り切り方
新しい環境へ適応しようとする中で、心身がスランプ状態になってしまう「五月病」。五月病をうまく乗り越えるため、予防するためのヒントをわかりやすく解説します。
五月病の症状・診断基準・セルフチェック法
新しい環境に適応しようと気を張っていた4月が終わると、疲労感や憂鬱な気持ちを感じる人が増えてきます。いわゆる「五月病」ですが、精神科で診断する「軽度のうつ病」「適応障害」などに近い症状が見られます。まずは自分の心の状態をチェックしてみるのがよいでしょう。五月病の主な症状、診断基準を詳しく解説します。
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