世界のおうちご飯ガイド佐藤 わか子

恵比寿に続き、渋谷に2号店をオープンした「ワンディッシュタイ」。この店の誕生を機に、新メニューが登場。タイの食材を専門に輸入する商社というだけあり、新メニューもまたスパイスやハーブをふんだんにつかった料理ばかり。今後の動向がさらに気になる店である。

控えめな外観ながら、本格的な料理を提供するネパール料理店。ランチでも数種類のネパール料理を提供し、ディナーには小サイズもあるという、なんとも使い勝手のよい店である。

認知度はまだ高くないネパール料理だが、本格的なネパール料理を一度口にしたら、惹かれるかたが多いのではないだろうか。…と個人的には思っている。ぜひ一度ネパール料理を口にしてみよう！

オープンから十数年。この店をこよなく愛する方々に支えられ、ネパールの家庭料理を伝え続ける実力店。久しぶりにこの店の扉を開いてみると、以前と変わらない料理にほっとするとともに、揺るぎない魅力を再認識することができた。ぜひ一度は訪れてみたいネパール料理店である。

日本に迎合しない、骨太なモロッコ料理店が誕生した。レモンとイチジクを隠し味にしたスープや前菜に薄いパンケーキを合わせるなど、他ではお目にかかれない料理に出会えるのも魅力。アルコールはおいていないという、モロッコの食光景をそのまま伝える実に稀有な店である。

2011年6月、恵比寿と広尾の間に誕生したアットホームなイスラエル料理店。散歩がてらふらりと立ち寄るにふさわしい「タイーム」では、ぜひオーナー兼料理人であるダンさんとの会話を楽しんで！

肉の熟成に絶対の自信をもつイスラエル人が日本人の奥様とともにイスラエル料理店をオープンした。肉の焼き加減、スパイス使いがとにかく素晴らしい。目くるめく魅力的な料理に心が躍った。

とにかく日本の皆さんに食べてほしいから、との想いから、伝統を重んじつつも新しい風も取り入れたモンゴル料理店「青空」。野菜が豊富で黒酢も多用する内モンゴル料理を、日本人の口にも合うように提供する。

自家製のラムソーセージや自家製パンを提供する、本格的なブルガリア料理店がオープンした。小さな街にひっそりとたたずむその様は、ブルガリアを想わせる。ヨーグルトだけではないブルガリア料理の魅力にぜひ触れていただきたい。

「タイの台所」ブランドで知られる株式会社アライドコーポレーションが、ついにレストラン事業を展開した。タイ食材輸入商社ならではの惜しみないハーブ使いには、手を見張るものがある。