ご近所さんに愛されるアットホームなイスラエル料理店

先日取り上げた目黒のイスラエル料理店「ピンクカミラ」に続き、今回もまた、今年にオープンしたばかりのイスラエル料理店をご紹介します。

2011年6月18日、白金高輪にある「デビットデリ」の店長をしていたイスラエル人男性ダン ズッカーマンさんが、満を持してオープンした店が、「Ta‐imタイーム」である。
ファラフェル

ハーブとスパイスの香りが心地よいひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」

場所は恵比寿駅からてくてくと歩くと、15分くらいかかるだろうか。決して至便とはいい難い場所ながら、ご近所さんとおぼしきひとが時折声をかけていったり、“今日はどんな感じかなぁ。”と店の様子をうかがいながら通り過ぎるひとがいたりと、「タイーム」は地元民に愛される店のようである。

ワタシが訪れたのは、暑さが厳しい土曜日の夕方17時ごろ。まだ西日が強い時間帯に、2歳の子供とふらりと店に入ってみた。店内は、オープンキッチンとガラス窓に面したカウンター席のみ。客はだれもおらず、ダンさんが窓際でしばし寛いでいた。ランチが終わったばかりで、ほっとしていたのだろう。陽が差し込む明るい店内に、ひとり寛ぐ店員の姿。さながら、喫茶店かカフェのような印象を受けた。

「マッバフ」

トマトと野菜をスパイスで煮込んだ「マッバフ」

ダンさんが私たちにすぐに気づき、目尻が下がった優しい笑顔をもって迎えいれてくれた。その親しみをこめた笑顔で、身体の火照りは一瞬にして、すっ。和いだ。そして、「小さな子供がいるのですが、いいですか?」との問いにも、もちろん!と、一層の笑顔で答えてくれ、ほっとひと安心。

温かい笑顔に温かい空気。この後で口にする料理も、さぞ心温まるものだろう、と期待がぐんと高まり、身も心も解放されるひとときになるだろう、との予感に満ち溢れた。