西園寺 克

医師 / 感染症・健康情報 ガイド 西園寺 克

さいおんじ かつ

臨床検査の中で臨床細菌学、臨床薬理学、臨床免疫学を専攻しました。医学に関する幅広い知識をベースに、医学情報の洪水が起こっているインターネットの中で、正しい情報を提供する、ノアの箱船的なサイトを運営していきたいと思っています。

ガイド記事一覧

  • 「グラマーだと乳がんになりやすい」は嘘?

    「グラマーだと乳がんになりやすい」は嘘?

    「胸が大きいほど乳がんリスクが高くなる」というのは誤解です。乳がんも他のがん同様、高身長が危険因子です。更年期前は関係ありませんが、更年期以降だと女性ホルモンの代謝の関係で肥満も危険因子となります。魚の摂取、オリーブオイル摂取は乳がんリスクを減らす可能性があります。

    掲載日:2016年06月02日乳がん
  • 飲みすぎると酔う!? ノンアルコールビールの注意点

    飲みすぎると酔う!? ノンアルコールビールの注意点

    ノンアルコールビールはアルコールが全く入っていない飲料だと思っていませんか? 実は微量のアルコールを含むノンアルコールビールもあるのです。運転前や妊娠中にどれくらいなら飲んでも大丈夫なのか? 意外と知られていないノンアルコール飲料の定義と注意点をご紹介します。

    掲載日:2016年05月30日飲酒・アルコール
  • 「オリンピック病」? 異型肺炎のマイコプラズマ肺炎

    「オリンピック病」? 異型肺炎のマイコプラズマ肺炎

    異型肺炎の多くを占めるマイコプラズマ肺炎は、通称「オリンピック病」とも呼ばれます。以前は4年ごとに開催されている夏季五輪の年に流行したためです。マイコプラズマによる気道の感染症で、咳と微熱が数週間続くのが特徴。完全な予防方法はありませんが抗生物質が有効です。

    掲載日:2016年05月25日肺・気道の病気
  • キスで感染する性病ってあるの?意外と知らないキス病

    キスで感染する性病ってあるの?意外と知らないキス病

    キスだけで感染する性病(正しくは「性行為感染症」)があることを知っていますか? 性器ヘルペス・口唇ヘルペス、咽頭クラミジア、咽頭淋病などの性行為感染症に注意が必要です。ここではキスしただけで忘れた頃に肝炎になる「キス病(EBウイルス感染症)」の症状、予防法について、詳しくご紹介します。

    掲載日:2016年05月21日性感染症・STD
  • 鼻水が止まらない…スッキリ止める方法は?

    鼻水が止まらない…スッキリ止める方法は?

    風邪や花粉症にかかると止まらなくなる鼻水。何回鼻をかんでもスッキリせず、困る人も多いと思います。鼻水はいったいどこから来るのでしょう? 鼻水を止める方法は? 効果的な鼻水の止め方、薬の副作用についてもご紹介します。

    掲載日:2016年05月19日耳・鼻・喉の病気
  • 最悪は手足切断…若い喫煙男性を襲うバージャー病とは

    最悪は手足切断…若い喫煙男性を襲うバージャー病とは

    慢性的な呼吸不全になってしまい、死亡率も高いCOPDに次ぐタバコ病・バージャー病。20~40才の比較的若い年齢層の喫煙男性に起こりやすく、最悪の場合は手足の切断手術が必要になります。意外とあまり知られていないようですが、難病指定されている怖い病気です。わかっている効果のある予防方法は禁煙のみ。あなたはこの事実を知っても喫煙を続けますか?

    掲載日:2016年05月19日タバコ・禁煙
  • うつる?再発する? 口唇ヘルペスの症状・原因・感染

    うつる?再発する? 口唇ヘルペスの症状・原因・感染

    口唇ヘルペスの症状は時間とともに変化します。初期は唇や口の違和感から始まり、赤く腫れて水ぶくれができ、かさぶたになり2週間程度で治ります。市販の内服薬などで早く治すことも可能です。原因の単純ヘルペスウイルスは神経に潜み、再発を繰り返します。

    掲載日:2016年05月12日感染症
  • 量より飲むタイミングが重要!? 美白に役立つビタミンC

    量より飲むタイミングが重要!? 美白に役立つビタミンC

    ビタミンCの血中濃度を考えた上でビタミンCの効果を高める飲み方を解説します。ビタミンCを飲む時間(食事の時、食間、就寝前)には、それぞれ医学的な根拠があります。

    掲載日:2016年05月11日健康食品・サプリメント
  • 急性アルコール中毒になる飲酒量・症状・対処法

    急性アルコール中毒になる飲酒量・症状・対処法

    2016年4月最初の週末。花見中の急性アルコール中毒による搬送者が都内だけで100名を超えました。急性アルコール中毒になると、自律神経が麻痺し、呼吸停止や急性心不全が起きることもあり、救急車搬送で蘇生しても後遺症が残ったケースもあります。一気飲み強制などのアルコールハラスメントは絶対にしてはいけません。

    掲載日:2016年04月06日飲酒・アルコール
  • 再犯者が続出……人が薬物依存から脱出できない理由

    再犯者が続出……人が薬物依存から脱出できない理由

    再逮捕者が多い薬物依存症。違法な麻薬、覚せい剤だけでなく、身近なアルコールやニコチンも人を薬物依存に陥らせる薬物の一種です。特に重度の後遺症を残すのが覚せい剤。最も重たい後遺症として、統合失調症を発症することも。薬物の危険、止められなくなるメカニズムについて解説します。

    掲載日:2016年02月04日依存症