かわな のりこ
ハウジングジャーナリストが、ライフスタイルからみた一戸建てのトレンド情報を解説。
震災後、スロー化する住宅~緑
震災後の住宅観の変化としての「スロー化」の連載。前回は、住宅の外にある庭や緑とつながる「窓」について取り上げましたが、ここにきて「住まいの中に気軽に緑を取り入れる」動きも改めてみられるようになっています。
スロー化する住まい~窓
窓を開けるとひんやり。都心に住んでいても季節の移ろいはふとした時に感じられ、そのたびに癒されます。こうした自然を感じる暮らしは、日中家にいることの多い主婦・女性こそ求めているのではないでしょうか。大震災後の「生き急がない」価値観の変化もあるでしょう。そうした価値観の変化を受けてか、これまであまり注目されてこなかった「開口部」が再び注目されています。
主婦がモデルハウスで自問すべき「10の質問」(1)
家を建てた後に女性が長く幸せでいられるためには、いくつかのポイントがあり、そのトレンドも少しずつ変わってきています。そんなに長く住む家を、わずか数か月で決めなければならないのは至難な過程ではありますが、特に女性・主婦がモデルハウスで意識すべきポイントをまとめました。
2030年の住スタイル考~シェアハウス
これまで当サイトでは主に現在の業界や住宅動向をご紹介してきましたが、人口動態や住まい観、それに伴う家づくりの考え方やあり方などが急速に変化してきていることから、中長期的な未来予測としての一考もしていきたいと考えています。今回は、昨今ブームのシェアハウスについて。
「似合う家」プロジェクトが意味するもの
震災後、消費者、とくに女性の「住まい」に対する価値観が変化してきていることを先日書きました。モノから心へ。便利さから安らぎへ。情報社会から人とつながる社会へ。そんな時代の変化を感じさせる異業種コラボレーションが発表されました。生活者・女性視点でレビューします。
新拠点を読み解く~都心の戸建を楽しむ
かつて住宅展示場といえばファミリー層の郊外居住に連動する形で、都心からやや離れた郊外にあるのが一般的でした。しかし戸建を求めるマイホーム層も最近は都心居住を志向する中で、展示場もまた都心化しているように思います。今年2013年、東京都心にオープンした総合住宅展示場やそこに建ち並ぶモデルハウスを通して、最近の家づくりの変化を探ってみましょう。
シックハウス最新研究2013~嗅覚がカギ?
2003年に建築基準法でシックハウス対策が追加されて10年経ちましたが、アレルギーや慢性疾患に苦しむ人や子どもたちの数は年々増えています。まだ原因解明されていない部分も少なくないものの、この10年間も原因究明の研究は続けられています。このほど開かれたセミナーの模様から、研究で見えてきた最新の相関性をお伝えします。
女性目線NEWS(7)VERY妻が考える二世帯
オシャレな子育てママ読者に支持の厚い女性誌「VERY」と、住宅メーカーが共同で商品企画した二世帯住宅が誕生。自身もかつてVERYを愛読していた(?)ガイド目線を交え、ここ10年で様変わりしたVERY読者像とファミリー像を追いながら、「イマドキ二世帯住宅」をレビューします。
消費税増税は住宅市場にどう影響する?
アベノミクスに存在感をやや消された形の消費税増税ですが、これが住宅市場に与える影響も無視できません。16年前に税率が引き上げられた時よりも、確実に経済環境やグローバル化、雇用・収入環境が変わってきているからです。しかも金利が上がるインフレ傾向も見逃せない状況です。
「フラット35S」向くのはこんな人(3)
「フラット35S」とは、「フラット35」を申込む施主が、省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅を取得される場合に、「フラット35」の借入金利を一定期間(5-10年)引き下げる制度で、総返済額を軽減できるメリットが大きく是非検討したい制度です。
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