大塚 有美

長く暮らせる家づくり ガイド 大塚 有美

おおつか ゆみ

住宅雑誌の元編集者が、住み手の目線から長く暮らせる家を探求します。

ガイドからの挨拶

「衣・食・住」ということばがありますが、もしかすると、その中で一番後回しに考えられているのが、「住」ではないでしょうか。家については確固たる意志をもたずに、なんとなく目に付いたものを買ったり、たまたま提案されたものに決めたりしているような気がするのです。住まいに求める基本的なことはだれもが同じだと思います。それは、いつまでも快適に住めるということ。家を建てて、20年、30年で建て替えなければならないほど老朽化しては、困りますし、建て替えなくても大丈夫だとしても、使い勝手が悪いとか、寒いけれど我慢して暮らしているようでは、快適な住まいとはいえません。家にとって必要な条件とはどんなものなのか、長持ちする家とはどんな家なのかについて、いろいろな面から考えていきたいと思います。家を建てたり、リフォームをしたり、あるいは引っ越しを考えているなど、住まいの見直しを予定されている方にとって、このサイトが、もう一度、家そのものについて考えるきっかけになってくれれば幸いです。

経歴・バックグラウンド

■大学卒業後、編集プロダクションに入社 編集のイロハを学び、料理や掃除など、生活に密着した雑誌、ムックの編集を手がける。 ■一戸建て注文住宅の情報誌の編集部門へ転職 家づくりの流れを解説する企画をはじめ、住宅メーカーの情報、インテリア、設備機器などの記事作成を担当する。 多数の建て主に接し、生活者、住む人の視点で、「いい家」とは何かを追求しながら、編集業務を行う。 ■10年間の勤務を経て、フリーに 現在「住宅とその周辺」をテーマに雑誌などの原稿作成を中心に活動中。住む人、使う人の立場に立ってやさしく解説することを心がけている。