自動車・バイク保険ガイド西村 有樹

飲酒運転の厳罰化などにより、以前に比べれば交通事故は減少傾向にあります。しかし、事故が無くなったわけではなく、死亡事故、重傷事故も多数発生しています。平成24年の最新データを確認してみましょう。

事故が起きた場合のリスクを考えると、やはりバイク保険への加入は必要。しかしバイク保険に初めて入る人や、10代～20代の若い人にとって保険料は大きな負担です。保険料は分割で支払うことができるのでしょうか。

自動車保険への加入は、大きく分けて4パターンあります。「新規で加入する」「現在の会社で継続する」「現在の会社から他社へ移行する」「中断証明で契約する」。それぞれで必要となる書類について確認しておきましょう。

バイクと自転車は同じ2輪車、しかも50ccバイクは「原動機付自転車」が正式名称。このことから、バイク保険と自転車保険の補償内容を混同する人も。いざという時に困らないよう、それぞれの補償内容を把握しておきましょう。

保険を選ぶ際、知っておきたい保険料。自賠責保険なら排気量、加入期間によって保険料は決まります。しかし任意保険は同じ排気量のバイクでも保険会社や契約プランなどによって保険料が変わってきます。まずは見積りを取って、保険料を確認しましょう。

家族のうち何人かが生活の足として125cc以下のミニバイクを利用するケースがあります。1台なら個別に任意保険に入っても保険料の負担は少ないのですが、2台、3台となると負担増に。125cc以下のバイクなら、保険を共有して保険料負担を抑えるという手もあります。

気になる自動車保険の保険料。毎年何事もなく安くなるならいいのですが、事故で保険を使うと影響は大きくなります。また通販型と代理店型では全く同じ条件でも保険料に差が生まれます。両者の差は一体何なのでしょう？

自賠責保険と任意保険の大きな違い、それは「自分自身のケガが補償されるかどうか」という点です。任意保険にある「搭乗者傷害保険」「人身傷害保険」のいずれかに加入すれば、自分のケガや死亡時にも保険金が支払われます。

車に乗らなくなって保険を解約する時、保険会社の人から「中断証明書の発行はどうしますか？」と言われることがあります。実はこれ、再び保険に加入する時に保険料が安くなる書類なのです。どのような条件で発行でき、また使うことができるのでしょう？

任意保険も自賠責保険も値上げが相次いでいます。また、もしも事故を起こせば、翌年からさらに割高な保険料になってしまいます。「少しでも保険料を安くしたい！」そんな人は保険会社を見直すと安くなるかもしれません。