事故件数、死亡者数ともに減少傾向

交通事故は減少傾向にあります。大変喜ばしいことですがリスクはそう変わっていません

交通事故は減少傾向にあります。大変喜ばしいことですがリスクはそう変わっていません

車の性能アップ、交通違反の厳罰化の一方で、高齢者の運転ミス、無免許運転などによる事故が後を絶ちません。

警察庁交通局が発表した「平成24年中の交通事故の発生状況」を確認すると、ここ数年で事故件数、死亡数ともに減少していることがハッキリわかります。

■事故件数
平成20年 76万6382件
平成21年 73万7628件
平成22年 72万5903件
平成23年 69万2056件
平成24年 66万5138件

目に見えて減っているものの、平成24年の水準は平成元年~3年と同程度で、驚くほど低いとはいえない状態です。

■交通事故死者数
平成20年 5197人
平成21年 4968人
平成22年 4922人
平成23年 4663人
平成24年 4411人

昭和45年の指数を100と見た場合、平成24年は指数26となり過去最低の水準です。こちらは微減を続けています。

重傷者数は減、重傷者率は変わらず

死亡者だけではなく、重傷者にも目を向けてみたいと思います。

■交通事故負傷者数(うち重傷者)
平成20年 94万5703人(5万6818人)
平成21年 91万1215人(5万3710人)
平成22年 89万6294人(5万1537人)
平成23年 85万4610人(4万8663人)
平成24年 82万5396人(4万6665人)

一見するとやはり減少傾向にあるのですが、重傷者数をパーセンテージで見るとまた違った見え方になります。

■交通事故負傷者における重傷者率
平成20年 6.01%
平成21年 5.89%
平成22年 5.75%
平成23年 5.69%
平成24年 5.65%

ここ数年は5%台の後半で推移しており、あまり改善されているとはいえない状況です。

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