よこやま みつあき
家計の中の負債に注目した家計再生を目指すFPが、「借金のイロハ」について紹介。
みなさん、こんにちは。横山光昭です。<br><br>お金を借りる・返すということは、単純なようでも結構複雑なものです。自分はどのくらい借りることができて、返せるのはこのくらい、などということは、いざ借りなくちゃいけない事態が生じると、とっさには考えられないものですよね。<br><br>「ちょっとくらい、借りたって大丈夫」そんな気持ちでお金を借り始めるのが意外と落とし穴。<br><br>すでに困りはじめている人、まだ借りたことはないけど借りてみようかなと思っている人、また借りる必要はない人、どの人においても今後に備えて「お金を借りるときの知識」はあっても損はありません。<br><br>賢く借りて、計画的に返せるように、また困った時にどう対処するとよいのかなど、家計再生のプロとして幅広く、かつわかりやすく皆様にお伝えしたいと思っております。
過払い金請求のデメリットは?ブラックリストにのる?
「過払い金でお金が戻ります」という言葉を聞いたことがないでしょうか。2010年の改正貸金業法の完全施行により、利息制限法の範囲内である15%~20%に上限金利が統一されたため、過去に高金利でお金を借りていた人には「過払い金」が発生しました。また2010年以前は過払い金返還請求すると「契約見直し」等として信用情報機関いわゆるブラックリストに記載される可能性がありました。詳しく解説します。
ブラックリストから自分の名前を消す方法とは?
返済しすぎたお金、「過払い金」を取り戻したら、個人信用記録に事故情報として記載されることがあります。個人信用情報記録に事故情報と記載されてしまうと5~7年くらいの間ローンやクレジットが組めない、新しいカードが作れないなどの不利益が発生します。その場合は、ブラックリストから名前を消すために「事故情報取り消し申立書」を出してみましょう。
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