のだ たかし
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。
鉄道のプロが選ぶ、今乗りたいおすすめローカル線
ローカル線の厳しい状況が伝えられている。そんな中、逆境にもめげず個性的な取り組みで活性化を図っている路線がいくつもある。鉄道のプロが実際に訪れた中から特におすすめする魅力的な路線や列車を紹介する。
いまでも乗れる国内の蒸気機関車(SL)
新幹線をはじめ電車が各地を疾走し、ローカル線ではカラフルなディーゼルカーが走りまわる21世紀であっても、蒸気機関車(SL)の人気は衰えることがない。1975年に一旦は旧国鉄の線路からSL牽引の定期旅客列車は姿を消したにもかかわらず、その後、各地でSLは復活を遂げ、イベント列車として元気に活躍している。近々、東武鉄道でもSLが復活するなど、ますます目が離せなくなった、日本の動態保存SLについてまとめてみた。
SLから新幹線まで53両が集結! 京都鉄道博物館の魅力
2016年4月にオープンした京都鉄道博物館。JR西日本が開設したミュージアムは国内最大級の規模だ。梅小路蒸気機関車館を拡張する形でできあがった鉄道の総合博物館は、SLから新幹線までバラエティに富んだ車両のラインナップだが、動態保存の蒸気機関車を何両も間近に見ることができる魅力は、他の鉄道系博物館にはない迫力だ。その詳細をレポートしよう
運気アップに期待大! 手に入れたい縁起切符10選
縁起切符というものがある。ご利益のありそうな駅名の入場券や乗車券を購入してお守りに持っているというものだ。今回はそうした縁起のある駅名や手に入れたくなる縁起切符を紹介する。
仙台観光におススメ!仙台市地下鉄東西線が開業
2015年12月6日、仙台市で2番目の地下鉄東西線が開業した。市東部の荒井駅からJR仙台駅を通り、広瀬川を渡って西部の八木山動物公園駅まで13駅を25分で結ぶ。仙台城跡、仙台市博物館など、観光やレジャースポットが目白押しで、旅行者は渋滞とは無縁の地下鉄に乗って、仙台市内散策を楽しめることだろう。
北海道新幹線試乗会レポート! 雪景色の中を快走
北海道新幹線の新青森駅~新函館北斗駅(148.8km)が、2016年3月26日に開業し、東北新幹線との直通運転を開始。東京から新函館北斗まで最速4時間2分で結ぶ。新型車両H5系もデビュー、北海道の新しい鉄道の旅が始まる。このたび、新函館北斗~木古内間を試乗することができたので、その様子をレポートしよう。
この建物が駅!? 個性的なデザインの駅10選
重厚かつ歴史的な建造物の駅舎がある一方で、斬新なデザインで、一見駅なのかどうか分からない個性的な駅がいくつもある。今回は、そうしたモダンで気になる駅をいくつか取り上げてみた。
千葉でSL復活?小湊鐡道の里山トロッコ列車、運行開始
千葉県のJR内房線五井駅を起点に房総の内陸部を走り、終点上総中野でいすみ鉄道とつながって房総横断鉄道ルートの一部となっている小湊鐡道。首都圏から近いところにありながらも、のどかな里山風景が展開する魅力的なローカル線である。普段は、通勤型タイプのディーゼルカーが走り、必ずしも観光客向けの車両ではなかったが、このたび観光に特化した「里山トロッコ列車」がお目見えした。その詳細をレポートしよう。
鉄道技術展にみる近未来的車両と最新技術とは?
2015年11月11日から3日間、幕張メッセ(千葉市)で開かれた「第4回 鉄道技術展」。大小合わせて450もの国内と海外の企業・団体が出展し、最新の鉄道車両、ホームドアなどの施設、信号システムなど鉄道関連の最新技術を公開していた。かなり専門的な事象もあったけれど、一般の鉄道利用者にも興味を惹きそうな展示も多かった。
北陸新幹線で日帰りOK、立山黒部アルペンルートの旅
立山黒部アルペンルートは山岳観光として、かつてから人気のコースだったが、北陸新幹線開業で一段とアクセスがよくなり、首都圏からは日帰りも可能となった。いくつもの交通機関を乗り継いでいくので、気軽に雄大な山岳風景を満喫できるのも魅力だ。このたび、長野から富山までルートを走破してみた。「異色の鉄道」をはじめ、各種の乗り物を紹介しながら、旅をレポートしてみたい。
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