やの ひろゆき
臨床心理士が考える病気やストレスに対する対処法を教えます
臨床心理士、熊本大学医学部附属病院 神経精神科での勤務を経て、現在は福岡市内の精神科クリニック、カウンセリング・ルームに勤務。専門は、強迫症・不安症に対する認知行動療法、EMDR。
イライラ、怒りと賢く付き合うマインドフルネス活用法
イライラや怒りは不要で、抑えるべき感情なのでしょうか? 怒りを助長させているのは実は、もうイライラしたくないという「2次的感情」かもしれません。2次的感情とは何か、そして、この感情に振り回されないようにするための対応方法について解説します。
「毒親」育ちで今も辛い人に…セルフセラピーの薦め
親の過度な支配や過干渉、言葉の暴力などで傷ついてしまった場合、その影響が成人後も残ってしまうことがあります。最近では「毒親育ち」という言葉で自分を語る方もいるようですが、「自分に自信が持てない」「自分は誰からも大切にされない」という感覚が後々まで続くのは苦しいものです。今回は「ホログラフィートーク」と呼ばれるカウンセリングのエッセンスを使った、自分でできる心のケア方法をご紹介します。
新しい人間関係を作るときの声かけのコツ
新しい人間関係を作るコツは、上手に声をかけることです。今回は、声かけに関連した、「隣で話している人と、仲良くなれない気がする」、「声をかけると迷惑になるんじゃないか?」、「声をかけても、無視された / 無視されそう」、「話しかける前に緊張してしまう」といった問題の克服法を紹介します。
引きこもり脱出の一歩、CRAFTプログラムとは
CRAFTとは、まず引きこもっている本人の家族に働きかけることで、本人が治療の場所まで出てくられるようにサポートするプログラムです。このプログラムの中から、「機能分析」、「コミュニケーション戦略」、「自分自身の生活を良くする」の3つの要素を紹介します。
辛い記憶を思い出すことで治療する!? PE療法とは
PTSDとは、強いストレス体験を機に、過去の嫌なイメージが突然でてくるフラッシュバックなどの症状が出る病気です。今回はPTSDに対する心理療法である、持続エキスポージャー療法(PE療法)を紹介します。
“見えない友達”、イマジナリー・フレンドとは?
イマジナリー・フレンドは、本人にしか感じることのできない想像上の友人です。しかし、本人はその友人が実際にいると信じています。イマジナリー・フレンドとは何なのか?病気との境目は?について解説します。
夫婦のコミュニケーションを改善する8つのポイント
今回は夫婦のコミュニケーションが上手くいっていない場合に見直すとよいポイントを紹介します。どれも、小さなポイントですが、このポイントを守ることで夫婦のコミュニケーションがよくなります。
発達障害のパートナーに悩む…カサンドラ症候群
カサンドラ症候群とは、アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)を配偶者に持ち、「家庭内の苦しみを周囲に信じてもらえない」状態にある人のことをいいます。本文では、家庭内で起こっていること、どのような対策を考えていく必要があるかを紹介します。
子供に悪影響をおよぼす毒親の行動と克服方法
「毒親」という言葉が注目を浴び、親が子供に及ぼす影響が大人になっても続くことが認識され始めました。今回は、そんな親の悪影響や、その克服法について紹介します。
臨床心理士が教える!1日5分で始めるマインドフルネス
怒り・落ち込み・不安などの感情にとらわれてしまうとき、私たちの頭の中で何が起こっているのでしょうか? 今回はこれらの感情の対処方法として、新しいタイプのストレス・マネージメント方法「マインドフルネス」をご提案いたします。1日5分でできる練習もご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
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