しのだ しょうこ
日本を含む世界各国のマーケットに詳しいアナリストが、投資信託の最新情報をお教えします。
苦戦が続くブラジル・レアル、投資信託への影響は?
投資信託でも広く活用されているブラジルの通貨レアルが苦戦を強いられています。ブラジルの景気減速と財政状況の悪化に資源価格の下落も重なり、レアルは対米ドル・対円ともに2015年以降、急落。同年9月には史上最安値を更新しました。レアルを組み入れたファンドの多くは基準価額の大幅な下落に見舞われたほか、分配金の引下げも相次いでいます。
意外と知らない?投資信託のコストとその仕組み
投資信託には、使途の異なる代表的なコストが3種類存在します。1つ目はファンドの購入時に証券会社や銀行などの販売窓口に支払う買付手数料、2つ目は運用期間中に徴収される信託報酬、そして3つ目は解約時に解約代金に対してかかる信託財産留保額です。今回は、投信の保有コストの中でも誤解の多い信託報酬を中心に解説します。
注目のバランス型ファンドの運用成績ランキング
不安定な相場環境が続く中、株式、債券、リートなど、複数の資産を組入れて運用を行うバランス型ファンドの注目度が高まっています。今回は、過去3年間のシャープレシオ(リスク調整後リターン)が高かったバランス型ファンドに着目しました。
いよいよ始まるジュニアNISA!通常のNISAとの違いは?
2016年より未成年者(0歳~19歳)を対象としたNISA制度、「ジュニアNISA」がスタートします。上場株式と株式投資信託の配当・譲渡所得が最長で5年間非課税になるという制度の根幹は通常の成人NISAと変わりありませんが、いくつか異なる点もあります。詳しく見ていきましょう。
毎月分配型で相次ぐ分配金の引下げ…その理由は?
現在、日本の追加型株式投資信託の約3本に1本は毎月分配型です。毎月分配型投信は、超低金利下において定期的に分配金を受け取ることができる金融商品として人気を集めてきました。2000年代後半には、通貨選択型やオプション内蔵型などの高水準の分配金を売りにするファンドも増えましたが、足元ではこうしたファンドで分配金の引下げが相次いでいます。
「荒れ相場」を乗り切った投信の運用成績ランキング
2015年8月の世界の株式市場は、中国のさらなる景気減速懸念の高まりに加え、原油などの商品価格の下落も重なり、軒並み急落しました。月末に中国の追加金融緩和が発表されたことで、一旦は株価下落に歯止めがかかりましたが、市場全体に深い傷跡が残りました。こうした相場環境を乗り切ることができた投資信託はどのような顔ぶれだったのでしょうか。
下落相場で本領発揮!ベア型ファンドの特徴と注意点
少ない手元資金でマーケットの何倍ものリターンを追求できるブル・ベア型の投資信託が人気です。しかし、このタイプは基準価額の値動きが荒く、極めてリスクが高いのが特徴です。今回は、下落相場で利益を出すことを目指すベア型を中心に解説します。
トータルリターンで分かる投資信託の「本当の儲け」
2014年12月1日より、販売会社である証券会社や銀行が、投資信託を保有する投資家に対して損益状況を分かりやすく提示するトータルリターン通知制度が始まりました。今回の制度変更で具体的に何が改善されたのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
投資信託の「スイッチング」って何?
2014年1月のNISA(少額投資非課税制度)の制度開始に伴い、テレビコマーシャルや新聞、雑誌などで「投資信託」という単語を目にする機会が増えました。これから投信を購入してみようと考えている方、以前から持っているけど実はあまりよく分かっていないという方に、「今さら聞けない」投資信託の豆知識をお教えします。今回は、通貨選択型でもよくみられるスイッチング機能です。
苦戦中の「超高分配」ファンド、基準価額は回復する?
200円以上など高水準の分配を行う「超高分配」の毎月分配型ファンドが現在、苦戦を強いられています。これらのファンドは、相対的に利回りの高い資産に投資を行い、さらにオプション取引を活用することで高分配を実現してきましたが、足元では何が起こっているのでしょうか。詳しく見ていきます。
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