すずき まさみつ
『投資信託事情』の編集および、マネー本を中心に書籍160冊の制作にかかわった出版プロデューサーが投資信託の最新情報を紹介します。
NISAなのに税金がかかる!?配当金の受取方法に注意
株式や株式投資信託の値上がり益、配当金、分配金に対する非課税制度のNISA。でも、株式、ETF、J-REITでNISAを活用しようと考えている人は、配当金の受取方法に注意する必要があります。「ある手続き」を忘れると、配当金に課税されてしまう恐れがあるのです。
リスクコントロールはNISAの枠外で行うこと
NISAの運用はローリスクの商品で、という人もいますが、NISAの非課税枠を最大限に活用するには、出来るだけ期待リターンの高いものに投資した方が、より効果的です。そして、リスクコントロールは、NISAの口座の枠外で行うのが合理的です。
NISAで投資デビューするならバランス型ファンドで
NISAを通じて購入できる商品は、上場株式、株式投資信託ですが、上場株式にはETFやJ-REITが含まれますし、株式投資信託にもさまざまなタイプのファンドがあります。ただ、投資の初心者で、これから資産を築いていくという人は、まずバランス型ファンドでの運用を検討してみてはいかがでしょうか。
NISA口座内での分散投資は難しい
投資というと、リスク軽減のために分散投資を考える人は多いと思います。NISAの運用も分散投資で、と考えている人もいるでしょう。でも、NISAで分散投資をするのは、かなり難しいのも事実です。その理由を検証します。
NISAの非課税期間を14年まで延ばす裏ワザ
ロールオーバーとは、NISAに関していえば「新しい非課税枠に乗り換えること」を意味します。非課税期間は最長5年ですが、その非課税期間が終了したところで次の非課税枠に乗り換えると、非課税期間はトータルで10年になります。今回は、この非課税期間をさらに14年まで延ばす裏ワザを紹介します。
NISA投資では「出口戦略」も大事
今、NISAの話というと、どの金融機関を選ぶか、どの投資商品で運用するか、といったように、入口の話題がメインになります。でも、大事なのはこれから5年後、10年後にやってくる出口のこと。この時の値段がどうなっているのかによって、NISAのメリット、デメリットが大きく変わってくるからです。
NISA投資は損益通算ができない点に注意
NISAといえば「少額投資非課税制度」という名称からも分かるように、税制面の優遇措置ですが、有利な面ばかりではありません。NISA口座と一般口座・特定口座との間で、損益通算や繰越控除ができないのです。
NISA口座を開くならネット証券がおすすめ
NISA口座を開く金融機関は慎重に選ぶ必要があります。自分がいつも付き合っている金融機関?それとも他の金融機関?いずれにしても、NISAのメリットを生かした運用ができる金融機関を選ぶことが大切です。
NISA投資で押さえておきたい8つのポイント
NISA(日本版ISA、少額投資非課税制度)の口座開設受付まであと4カ月弱。金融機関は事前の口座申込予約を受け付けていますが、「顧客の誤解を招かないようにきちっと説明しなければならない」という声も聞こえてきます。どんな点で誤解が生じやすいのでしょうか。
NISAでの投資に向く金融商品はなにか
日本版ISAの正式名称が「NISA(ニーサ)」に決定しました。すでに多くの金融機関が事前口座開設予約などに動くなど、口座獲得競争がヒートアップしています。実際、NISAで運用するのに適した金融商品はなにか、考えてみたいと思います。
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