株式の配当金の受取方法は複数ある

株式投資のちょっとしたお楽しみ、配当金。NISA口座でなら非課税になると思いきや、場合によっては課税されることも!?

株式投資のちょっとしたお楽しみ、配当金。NISA口座でなら非課税になると思いきや、場合によっては課税されることも!?

株式の配当金を受け取る際、郵便局や銀行に配当金領収証を持ちこんで、そこで換金する人もいると思います。配当金の受取方法は複数あります。このように、郵便局やゆうちょ銀行に配当金領収証を持ちこんで配当金を受け取る方法を「配当金領収証方式」といいます。

また、配当金を入金してもらう銀行口座を指定して、そこに振り込んでもらう人もいるでしょう。この方法を「登録配当金受領口座方式」あるいは「個別銘柄指定方式」といいます。

配当金の受取方法によってはNISA口座でも課税される

NISA口座で株式投資信託を買う場合、分配金はそのままNISA口座に反映されるので特に問題はなく、非課税になります。しかし注意しなければならないのは、株式の配当金を受け取る場合です。というのも、配当金領収証方式や登録配当金受領口座方式で配当金を受け取ると、実際に受け取る配当金は課税後のものになってしまうからです。

ETFやJ-REITの分配金についても、配当金領収証方式や登録配当金受領口座方式で受け取ると、やはり課税後の分配金になってしまいます。

NISA口座を開く際は「株式数比例配分方式」を選ぶ

つまり、株式の配当金や、ETFならびにJ-REITの分配金を受け取る場合は、その受取方法を証券会社の口座にしておく必要があるのです。このように、証券会社の口座で配当金などを受け取る方法のことを「株式数比例配分方式」といいます。

したがって、NISA口座を使って株式、ETFあるいはJ-REITに投資しようと考えている人は、NISA口座を申し込む際に、「株式数比例配分方式」を選択しておく必要があります。その手続きを怠ると、せっかくNISAで運用したのに、配当金などに課税されてしまうのです。

なお、配当金や分配金については、受取方法によって課税されてしまう恐れがありますが、値上がり益については、どの金融機関で受け取ったとしても、すべて非課税の対象になります。

また、株式数比例配分方式を選んで、NISA口座で投資している株式などの配当金を証券会社の口座で受け取る手続きをすると、特定口座もしくは一般口座に預けてある株式の配当金なども、株式数比例配分方式に変わります。
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