すずき まさみつ
『投資信託事情』の編集および、マネー本を中心に書籍160冊の制作にかかわった出版プロデューサーが投資信託の最新情報を紹介します。
人生のリスクヘッジにiDeCoを活用する
個人型DC(iDeCo)は、基本的に老後の生活費を確保するためのツールですが、別な観点から見ると、人生のリスクヘッジにもなるという特性を兼ね備えています。それはどういうものなのか、簡単に説明していきましょう。
公務員は老後のお金を心配しなくても良いのか
安定したお給料と、民間企業に比べて多いと言われている退職金。定年延長と定年後も働ける場の確保。公務員になれれば一生安泰ということで、現役時代の資産形成に関心が薄い人もいるようですが、現実はそう甘くありません。
本当に長期で付き合える投資信託は842本
「投資信託は長期で保有しましょう」と、投資信託の本などには書かれています。確かにその通りです。でも、実態はどうでしょうか。長期で保有できる投資信託がどのくらいあるのかを調べてみました。
「50の手習いで株式投資」は避けた方が無難
知人が50歳で失職しました。大手メーカーに勤務していた彼は、まさか定年まで10年も時間を残して仕事を失うことになるとは思ってもいなかったようですが、幾ばくかの退職金は入ったようで、それを元手に株式投資をしようと考えています。これ、とても危険です。
年末調整をボーナスと勘違いしていませんか?
毎年行われる年末調整。個人型DCに加入して払い込んだ掛金は、全額が所得控除の対象になります。が、還付金を飲食などの消費に使ったりしていませんか?それではせっかくの節税メリットを活かしていないのと同じになってしまいます。
50代で確定拠出年金を始めても無意味なのか
50代半ばでまもなく定年。老後の蓄えを有利にするため、確定拠出年金を利用してみようと思った方。もう手遅れです。さあ、どうしますか。
50代になったら「相続」のことを考えよう
50代で貯蓄ゼロ世帯に当てはまる方は、親の財産が最終的な埋蔵金になるという話ですが、そのためには相続という問題をクリアしなければなりません。
65歳以降の生活水準を今からイメージしておこう
老後生活に不安を抱いている50代の御同輩は少なくありません。なぜ不安なのか。恐らく、老後の生活がイメージできないからでしょう。そこで、あくまでも平均値ではありますが、公的なデータを用いて、老後の生活についてイメージしてみたいと思います。
最新の退職金の平均額は2374万。老後は本当に安泰?
日本経済団体連合会発表の「2016年9月度 退職金・年金に関する実態調査結果」によると、回答企業数は283社。大学を卒業してすぐに就職し、60歳まで勤めた総合職の平均的な退職金額は、2374万2000円でした。
50代で貯蓄ゼロの家庭は、埋蔵金を探せ
50代で貯蓄ゼロの家庭が全体の30%程度を占めると言われています。それでも50歳から一所懸命にお金を積み立て、運用するという手もありますが、その前に、自分が持っている(かもしれない)埋蔵金を探してみては、いかがでしょうか。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら