ありた ひでき
「だから将棋を子ども達へ」将棋普及のクリエイター
(一社)普久原未来のための事業団の監事として、子ども文化事業を担当。将棋動画を作製し、将棋文化の普及・啓蒙活動をしている。(元)大分県子ども将棋ネット、将棋教室「将星会」代表。
おすすめ本「自分の頭で考えるということ」
本書は棋士・羽生善治と脳科学者・茂木健一郎による対談本である。読んでみてわかったことがある。茂木は羽生が大好きである。だからこそ、この対談は面白い。「羽生」というカテゴリーを、哲学を使って羽生自身に分析させる茂木の手法は見事である。将棋ファンならずとも読んでおきたい一冊だと思う。
鋳鉄(ちゅうてつ)の扉を開けた棋士~杉崎里子
「女のくせに」……。昭和という時代を生きた杉崎里子にとって、その言葉は鋳鉄の扉のように重かった。しかし、後に大分県初の女流プロ棋士となる彼女の足跡は、歩きにくい砂地ゆえにくっきりと残っている。そして、その砂地には、今も大きな花が咲いている。
攻守を磨くトレーニング「陣組み将棋」
囲いの大切さを身をもって知るトレーニング「陣組み将棋」。ガイドが主催する将棋教室で効果を上げている方法です。これは、囲いを破る手だてを見つける腕も上げてくれます。つまり、攻守にすばらしい効果を発揮する練習方法なのです。あなたもお試し下さい。
「飛・角」将棋パズル~じゃま駒と手順前後を知る
自分の駒に思う存分働いてもらう。それが勝利を呼び込む必要条件です。そのためには、駒の動きを熟知し、その順序を考え、配置しなければなりません。多くの場合、自分の駒の動きを邪魔するのは、相手ではなく自分の駒なのです。今回、ご紹介するパズルは、手順や配置を学ぶ、大変良い練習素材です。難問ですが、ぜひ挑戦してみてください。
3匹の子豚から学ぶ王の囲い方
将棋で大切なのは、実は、セキュリティー感覚。どんな対局も、王将を詰められたら負けなのです。逆に言えば、王を守りきれば負けないということ。だからこそ、必要になってくるのが囲いの知識。今回は、3匹の子豚を例に、材料や労働時間などのコスト面や耐久性の面からも、囲いをガイドします。
将棋のポジショニングをサッカーに例えると?
将棋はマネージメントゲームです。個性豊かな8種類の駒たちをいかに使いこなしていくか。これこそがテーマなのです。使いこなすとは、すなわち、役割を与えること。では、どんな役割を与えたらいいのか。今回は、その方法、将棋におけるポジショニングについてガイドします。
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