感染症
渡航時に注意すべき感染症・ワクチン
海外赴任や旅行前に予防接種を受けておくべき感染症があります。黄熱、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオ、日本脳炎など、渡航時に注意が必要な感染症について解説します。正しい知識で海外での感染症リスクを減らしましょう。
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エボラ出血熱の原因・症状・予後
ガイド記事清益 功浩エボラ出血熱とは1976年6月末、アフリカのスーダン南部のヌザラの町の綿工場で倉庫番の男性が発症し、次々と家族や医療関係者等に感染。さらに倉庫番の男性とは無関係の2例からも発症し、家族内、院内感染を繰り返して、感染が拡大しました。ヌザラとマリディの町で284名が感染し、151名が死亡しました。致死率...続きを読む
新興国への渡航では腸チフスにも要注意
ガイド記事久住 英二腸チフスの流行地域腸チフスの流行地域は、ほぼ世界中です。地図の緑色に着色されている国が、中等度以上(10万人あたり年間10~100人患者が発生)の感染リスクのある国で、灰色に着色されている国(インド、パキスタン、ネパール、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、イン...続きを読む
新興国への渡航前にはA型肝炎ワクチンを受けましょう
ガイド記事久住 英二A型肝炎の流行地域A型肝炎の流行地域は、ほぼ世界中です。地図のオレンジ色に着色されている国が、中等度以上の感染リスクのある国です。とくに、南アジア(インド、パキスタン、アフガニスタン、ネパール、バングラデシュ、ブータン)とサハラ以南のアフリカが高リスク地帯です。A型肝炎の流行地域(WHO,Inter...続きを読む