土地購入
土地購入・売買・契約のポイント
土地購入で知っておきたい、土地の権利や契約について解説します。土地の権利にはどのようなものがあるか、建築条件付き土地のポイントや契約における注意点などを詳しく説明。
記事一覧
土地の過去が分かる?昔の「地目」の調べ方
ガイド記事平野 雅之土地の過去は登記事項証明書で土地の用途を分類した「地目」で分かる市街地の土地が昔から宅地だったとはかぎらない!土地や建物を購入するときには、売主業者あるいは媒介業者から登記事項証明書を渡されるはずです。これは登記されている現在の権利内容などを示す書類ですが、このうち土地の登記事項証明書には「地目」と...続きを読む
法律上「道路ではない道」に面した土地に家は建つ?
ガイド記事平野 雅之都市計画区域内(および準都市計画区域内)で住宅を建築するとき、その敷地は建築基準法に定められた「道路」に接していなければなりません。しかし、現実には道路の形状でありながら建築基準法では道路と認められない「通路」も数多く存在しています。今回はそのような「通路」に接する敷地の購入を検討されている人からの...続きを読む
建築確認が受けられない土地!契約解除できる?
ガイド記事平野 雅之住宅の建築ができることを前提に購入した土地なのに、実際には建築確認を受けることができなかった、ということもあるので十分に注意しなければなりません。注文住宅を建築する予定で古家付の土地を購入し、10月初めに引き渡しを受けました。その土地はいわゆる「旗ざお状の土地」で、道路に接する部分がちょうど2mとな...続きを読む
建築条件外しによる土地価格のアップはどうなの?
ガイド記事平野 雅之近年は都市部において「建築条件付売地」が目立つようになっています。交渉次第ではこの「建築条件」を外すことのできるケースもあるのですが……。土地を購入して自分で選んだ住宅メーカーに家を建ててもらうつもりでいます。妻の実家の近くで希望条件に近い売地があったのですが、建築条件として土地の売主の関連会社に建...続きを読む
建築条件付土地売買のときの媒介手数料は?
ガイド記事平野 雅之「建築条件付土地の売買契約」と「建物の建築工事請負契約」を同じ相手と締結したときに、買主から媒介手数料を多く取ろうと画策する不動産業者もあるようです。不動産業者へ支払う手数料について教えてください。3か月ほど前に、A社との間で「建築条件付土地売買契約」を締結し、後日、同じA社と「建築工事請負契約」を...続きを読む
土地の実測売買をするとき注意することは?
ガイド記事平野 雅之実測により得られた面積をもとに土地の売買代金を確定させる「実測売買」ですが、その条件を明確に決めておかないと面倒なことになりかねません。古家付の土地を購入して注文住宅を建築する予定で、売主との交渉を始めたところです。その土地は妻の実家のすぐ近くで、売主と妻の両親とは知り合いらしく、不動産業者を通さず...続きを読む
地積測量図がないのはどうして?
ガイド記事平野 雅之不動産登記の添付図面として法務局に備えられている地積測量図ですが、すべての土地にこれが作製されているわけではありません。一戸建ての購入を検討しているときに、仲介業者の人からあれこれと資料をもらったのですが、「(法務局の)地積測量図はない」ということでした。以前に読んだ本には「地積測量図は個々の土地ご...続きを読む
筆界特定制度の基礎知識
ガイド記事平野 雅之2006年1月20日、土地の境界紛争を解決するための新たな制度として「筆界(ひっかい)特定制度」が施行されました。といっても、不動産の法律などに馴染みがない人にとっては何のことやら、ピンとこないでしょうね。「引っ掻いて筆界って何だ?」という人も多いでしょうが、簡単にいってしまえば登記された土地の境界...続きを読む
土地境界トラブルを避けるための基本ポイント
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.89】土地や一戸建て住宅を購入する場合には、隣地などとの土地境界に十分な注意が必要です。新しい分譲地などにおける区画同士の土地境界なら、それほど神経質にならなくても大丈夫なのでしょうが、古くからある住宅地の中で1区画だけが売り出されている中古物件や土地を購入する場合...続きを読む
自然災害による住宅被害を回避する
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.62】東日本大震災や熊本地震などによる災害は記憶に新しいところですが、大規模な水害も毎年のように日本のどこかで発生しています。大地震、火山噴火、台風、大雨、暴風、竜巻など、自然が引き起こす住宅被害は甚大なものであり、安全な毎日を送るためには日頃からこれらを意識してお...続きを読む