住まいのプロが提案「イエコト」
プロが提案!住まいのヒント(7ページ目)
住宅・不動産の専門家たちが、プロならではの住まいのアイデアやヒントをご提案します。住まいのおもしろさを見つけてください。
記事一覧
エレベーターの事故は減っているのか?
ガイド記事平野 雅之東京都内のマンションで、エレベーターによる痛ましい死亡事故が起きたのは2006年6月のことです。それからしばらくの間、今日も閉じ込めがあった、また誤作動があった、というような報道が連日のように流れていました。しかし、決してその時期に事故が急増したというわけではなく、それ以前にも数多くの事故がありなが...続きを読む
縦割り行政がもたらす住宅への弊害
ガイド記事平野 雅之だいぶ前のことになりますが、中国から輸入された「構造用集成材」(一戸建て住宅の柱に使用されるもの)に不良品が見つかったという問題(事件?)がありました。当時の報道によれば、この事実を農林水産省が把握したのは2004年11月のことですが、それを国土交通省に報告したのは翌年3月3日だったようです。その翌...続きを読む
「エコ住宅」はエコじゃない!?
ガイド記事平野 雅之何年か前のことになりますが、横浜国立大学の准教授らによる興味深い試算が新聞に紹介されていました。それによると、2030年頃までは長寿命・高断熱の「エコ住宅」を建ててもエコの効果が少ないばかりか、かえって二酸化炭素の総排出量を増やしてしまう結果になるのだとか。「エコ住宅」を建てる時点では、一般の住宅よ...続きを読む
住宅の「穴」の落とし穴
ガイド記事平野 雅之2005年11月のことですが、大阪府住宅供給公社により実施された団地の壁にエアコンの穴をあける工事で、柱や梁の鉄筋を誤って切断(140か所)し、耐震性能が低下したために全世帯が退去を求められたという、にわかには信じ難いような事件がありました。また、2014年に傾きが明らかになった横浜市西区のマンショ...続きを読む
古くなった住宅設備機器の交換はお早めに!
ガイド記事平野 雅之少し古い話題になりますが、2006年の後半あたりに浴室乾燥暖房機の事故(接続工事の不備による焼損事故)、ガス湯沸かし器の事故、さらにトイレの暖房便座の焼損事故など、住宅設備機器に関連する事故の報道が相次ぎました。その当時には「欠陥ではない」「不正改造だ」「施工業者の問題」「保守会社の責任」など、製造...続きを読む
法律は誰のためのもの?役人も無視する法律の怪
ガイド記事平野 雅之前回は≪住宅選びにおける「消費者責任」≫で、不測の事態が起きたときの責任問題について考えてみました。これは「法律の解釈を間違えた」という場合でも同じことです。その法律については≪役所による税金や法律の解説は難解!!≫でも取り上げましたが、今回は少し違う視点から法律の問題点を考えてみることにしましょう...続きを読む
住宅選びにおける「消費者責任」
ガイド記事平野 雅之あるとき昔の資料を整理していたら、1994年頃のものがあれこれと出てきました。ちょうど住宅ローンの基準が変わった時期で、変動金利型は長プラ連動から短プラ連動へ変更、固定金利選択型の登場、融資枠の拡大など「新型住宅ローン」を分析したものも多いのですが……。そのときの新しい変動金利は年4.0%、固定金利...続きを読む
本当は安い!? 東京23区の住宅価格
ガイド記事平野 雅之ここ数年で大都市圏における地価の上昇傾向が再び強まってきました。人件費や建築資材の高騰もあり、住宅価格も上昇が目立っています。アットホームの調査によれば、東京23区における2016年6月の新築戸建て住宅平均価格は前年同月比11.0%上昇の5,072万円で、初めての5,000万円超えとなったようです。...続きを読む
再建築不可、「柱1本残して」建て替えはできる?
ガイド記事平野 雅之建築基準法にはさまざまな規定が設けられ、その接道義務(敷地が建築基準法上の道路に2m以上接すること)を満たさないために、建築確認を受けることのできない土地も数多くあります。不動産の広告などでは、「再建築不可」あるいは「不適合接道」などと書かれています。このような土地だと建物を建てることが認められず、...続きを読む
「家売る」スゴ腕不動産営業マンはココが違う!
ガイド記事山本 久美子水曜日の楽しみに、北川景子さん主演ドラマ「家売るオンナ」の鑑賞が加わりました。「これはないよな~」と思うところもありますが、実は、スゴ腕営業マンとダメな営業マンの違いがしっかり描かれています。「不動産仲介」は家を売っているわけではない?売り手と買い手をマッチングさせる仕事今回のドラマのタイトルには「...続きを読む