住まいのプロが提案「イエコト」
プロが提案!住まいのヒント(15ページ目)
住宅・不動産の専門家たちが、プロならではの住まいのアイデアやヒントをご提案します。住まいのおもしろさを見つけてください。
記事一覧
強度不足マンションは身近に存在する!?
ガイド記事平野 雅之2005年秋に大きな社会問題となったマンションの耐震強度偽装事件を契機に、国土交通省は既存分譲マンションのサンプル調査を全国で実施しました。2009年3月時点のまとめでは「偽装あり」が2物件、設計図書の間違いや施工不良などの「誤り等あり」が57物件で、このうち5物件が耐震性に問題があったとされていま...続きを読む
店舗物件を購入する際のリスク
ガイド記事平野 雅之2008年4月に国土交通省から「カラオケボックスに関する調査状況について」という資料が公表されています。これは2007年1月に兵庫県宝塚市で起きたカラオケボックス火災事故を受けて、全国のカラオケボックスを対象に調査を行なったものです。調査件数6,416件のうち、建築基準法令に違反しているものが2,9...続きを読む
税制の「しばらく」は60年を超える!?
ガイド記事平野 雅之もう「しばらく」前のことになりますが、2008年度の税制改正では「暫定」税率の期限切れによるガソリンの一時的な値下がりと1か月後の再値上げがありました。不動産の関係でも登録免許税が上がるとか上がらないとか混乱した挙句に、異例のつなぎ法案により増税の回避が決まったのは、期限ぎりぎりの3月31日だったの...続きを読む
地球が崩壊するレベルの誤報
ガイド記事平野 雅之2004年に試験運用が開始され、2006年に全国へ拡がった緊急地震速報ですが、2008年7月頃に何度か誤報騒ぎがあったことを覚えているでしょうか。2008年7月14日の夜には全国の数か所で「震度7」の速報が出され、首都圏の一部の列車が止まったほか、愛知県岡崎市では「マグニチュード12.7」という情報...続きを読む
悪い地上げと良い地上げ
ガイド記事平野 雅之2008年の春先に、あるデベロッパーの物件をめぐる弁護士法違反容疑事件(無資格者による立ち退き交渉など)が世間を騒がせ、「地上げ屋」という言葉が盛んに使われていました。そのときは久しぶりに聞いた感じもしましたが……。かつてのバブル時代にすっかりと悪いイメージが定着してしまった「地上げ屋」ですが、本来...続きを読む
不動産コンシェルジュを名乗るなら……
ガイド記事平野 雅之コンシェルジュという言葉がどれくらい認知されているのか分かりませんが、それを聞いて私がすぐに思い浮かべるのはホテルのコンシェルジュです。宿泊客のどんな要望でも的確に対応してくれる、すごい人といったイメージでしょうか。そのためには高度な接客技術や知識だけにとどまらず、相手の気持ちを読み取ったり、きめ細...続きを読む
閣僚の資産公開を信じてはいけない
ガイド記事平野 雅之内閣発足時などに閣僚の資産が公開されるものの、土地や建物の評価方法が実態をほとんど反映していないことはご存知でしょうか。その理由については「閣僚の資産公開における土地評価のカラクリ」で触れていますが、問題は不動産の評価方法だけではありません。少し古い話になりますが、2007年10月の公開で資産が7億...続きを読む
不動産会社社長に求められる品格
ガイド記事平野 雅之他の業界に比べて多いのかどうかは分かりませんが、不動産会社の社長による犯罪は毎年のように発生しています。不動産会社の事務所や店舗を舞台にした社員への暴行・傷害事件、客とのトラブルなどのほか、脱税事件もちらほら発生し、何年か前には麻薬使用で捕まったマンションデベロッパーの社長もいました。過去に遡れば、...続きを読む
未知の活断層はその数も未知
ガイド記事平野 雅之世界でも有数の地震国とされる日本ですが、震源となり得る「活断層」は明らかになっているだけでも2,000以上が存在するのだそうです。ところが、これらとは別の「未知の活断層」が動いたとされる地震も毎年のように発生しています。その存在自体が「未知」なだけに、どこにどれくらい存在するのかも未知で、公的な資料...続きを読む
不動産業が「最悪」を続ける○○問題
ガイド記事平野 雅之東京都では毎年秋に「捨て看板等の共同除却キャンペーン」を実施しています。他の道府県でも同様の活動が行なわれているケースは多いでしょうが、東京都の結果をみると……。2014年の期間中に除却された違反広告物(はり紙、はり札、立看板、広告旗など)は2,907枚にのぼり、そのうち2,438枚(83.9%)を...続きを読む