住まいのプロが提案「イエコト」
プロが提案!住まいのヒント
住宅・不動産の専門家たちが、プロならではの住まいのアイデアやヒントをご提案します。住まいのおもしろさを見つけてください。
記事一覧
不動産営業担当者選びの、あぁ勘違い!
ガイド記事平野 雅之あるとき、仕事の打ち合せで喫茶店に入ったところ、隣のテーブルで不動産会社の営業担当者とそのお客様らしきふたりが会話中でした。聞くつもりはなくても聞こえてきたので、何の気なしに聞いていたのですが……。お客様からの質問に対して、間髪入れずに断定口調の大きな声で答えているその営業担当者の話は、はっきりいっ...続きを読む
郊外生活はコスト高?
ガイド記事平野 雅之不動産関係の仕事をしていると郊外の町まで出掛けることも比較的多いのですが、地方圏ではなくても首都圏のJR線駅前でありながら、チェーン店などは出店しておらず、ほんのわずかな個人商店しかないようなところもあります。このような場所ではほとんど競争原理が働いていないためか、たとえばお昼を食べようとして駅前の...続きを読む
マンション居住には難しい宿命が!?
ガイド記事平野 雅之分譲マンションの管理業務を専門の管理会社に委託する場合でも、あるいは自主管理による場合でも、一人ひとりの住民の主体性が重要であることに何ら変わりはありません。しかし、あまり気負い過ぎてしまうといろいろな軋轢や行き違いも生じるようです。もう何年か前のことになりますが、その当時、従来の委託管理を解消して...続きを読む
真夏の物件見学の落とし穴!?
ガイド記事平野 雅之物件探しや物件見学はなるべく気候のよいときに進めたいものですが、仕事の都合、あるいは子どもの休みの関係などで、真夏に動かざるを得ない人も多いでしょう。しかし、うだるような暑さの日に物件を見学することはなかなか大変で、そこには思わぬ落とし穴があるかもしれません。冷房の効いた新築物件のモデルルームならい...続きを読む
住まいに関して何でも「記録を残すこと」が大切
ガイド記事平野 雅之何年か前のことになりますが、その当時にお客様から賃貸管理を任されていた分譲マンションで組込式のオーブンが故障し、その修理を私が手配しました。某大手住設メーカーの営業所に電話したのですが、実際に修理に来たのはSという下請代理店です。その修理費用は所有者が負担することにし、Sに対しては私のほうへ請求書を...続きを読む
役所は住宅の買主を守ってくれない!?
ガイド記事平野 雅之住宅など不動産の売買では、買主が予期せぬ損害を被ることがないように事前の調査をしっかり行なうことが重要です。トラブルの原因にはさまざまな要素があり、それらをすべて回避しようとすれば都道府県や市区町村などが保有する各種の情報を開示することが欠かせません。それに対して実際のところはどうでしょうか。たとえ...続きを読む
不動産営業担当者が何より優先するのは?
ガイド記事平野 雅之不動産の営業担当者が何よりも優先するのは、売買契約と残金決済(引き渡し)の日程です。現代なら「ブラック企業」と批判を受けるだけかもしれませんが、私が若手の頃はたとえ身内に不幸があろうとも、たとえ体調が悪くて倒れそうでも、契約や決済の予定があればそれを優先するように教え込まれました。もっとも、昔でも大...続きを読む
マンションバルコニーで起きたヒヤリハット実例集
ガイド記事井上 恵子安全なはずの自宅で多くの事故が起こっている子どもにとって、もちろん大人にとっても一番安心できる場所、それは「自宅」だ。そんな安心・安全な場所であるはずの自宅でも、大きな事故一歩手前「ヒヤリ」とする出来事は日々起きている。今回は小さな子どもがいる家庭の「マンションのバルコニー」で起きたヒヤリハットをい...続きを読む
不動産の物件調査と「お役所体質」
ガイド記事平野 雅之近年は各地の役所で資料のデータベース化や手続きのコンピュータ化が進み、不動産物件の調査をする際にも以前では考えられなかったほど効率のよくなった部分があります。十数年前までは役所の担当部署の人が分厚い台帳をあちこちひっくり返したり、クルクル巻いた大判の図面をいちいち広げたりしていたものが、いまでは住所...続きを読む
鉄道新駅は不便な場所に造られた!?
ガイド記事平野 雅之もうだいぶ前のことになりましたが、2003年10月に東海道新幹線「品川駅」が開業したとき、駅が立地する「港区」と、駅名になっている「品川区」の地元商店街同士が対立してお互いに譲らず、別々に開業記念の催しをしていたことが報じられていました。首都圏に住んでいれば知っている人も多いでしょうが、新幹線の品川...続きを読む