日本代表・Jリーグ
ワールドカップ最新コラム
ワールドカップに関する最新コラムを、スポーツライター戸塚啓が鋭い視点で執筆します。
記事一覧
サッカー日本代表に迫る「高齢化」の危機
ガイド記事戸塚 啓2次予選首位は最低限のノルマ好成績で2次予選を突破した日本代表だが、気になる点もある。日本、シリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアによるW杯2次予選グループEを、日本は7勝1分けで突破した。2次予選はアジアの強豪国が8つのグループに分散されるだけに、好成績に驚きはない。ヴァイッド・ハリルホ...続きを読む
ロシアW杯予選再開、ハリルはマイクを使いこなせるか
ガイド記事戸塚 啓順当なら首位通過だが……2位との勝ち点差は「1」ロシアW杯2次予選、日本は首位通過できるのか?ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(63歳)が率いる日本代表は、3月24日にアフガニスタンと、同29日にシリアと、ロシアW杯の2次予選で対戦する。いずれも埼玉スタジアムで開催され、チームは21日から国内で合宿を...続きを読む
W杯予選ドロー発進より気になる日本代表の“3年後”
ガイド記事戸塚 啓加齢は必ずしも衰えを意味しないが…6月16日のシンガポール戦に先発した11人の平均年齢は、27・2歳だった。このままチームが3年後のロシアW杯に出場すれば、30歳を越えることになる。キャプテンの長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)は34歳に、本田圭佑(ACミラン/イタリア)と岡崎慎司(マインツ/ドイツ...続きを読む
ブラジルW杯の結末に相応しいドイツの優勝
ガイド記事戸塚 啓メッシに最後のチャンスが巡ってきたが……結末はドラマティックだったが、ドイツは間違いなく優勝にふさわしいチームだった。両チーム無得点のままPK戦突入の雰囲気が漂い始めた延長後半113分、リオ・デ・ジャネイロのマラカナン・スタジアムが爆音のような歓声に包まれた。ドイツのゲッツェ(22歳)が左足ボレーを...続きを読む
W杯準決勝展望!ブラジルは相性の良さを生かせるか?
ガイド記事戸塚 啓ブラジルは攻守の要を欠く7月8日ブラジル対ドイツエースのネイマールを負傷で欠くブラジル。キーマンは誰になるのか。両チームはこれまで21度対戦し、ブラジルが12勝5分4敗とドイツを圧倒している。ただ、このデータをそのまま当てはめるのは、少しばかり無理がある。もっとも新しい顔合わせは、ほぼ3年前の201...続きを読む
日本代表の敗因は日本代表だけではない!
ガイド記事戸塚 啓敗因はひとつではないブラジルで味わった苦汁は代表チームだけのものではない。日本サッカーの発展を願うすべて人々が、それぞれの立場でブラジルW杯への過程を見直さなければならない。日本代表の敗因は、複合的なものだ。何かひとつが欠けていたから、グループステージで最下位に終わったわけではない。アジア全体のレベ...続きを読む
虚しい終戦!結果以上に残念だった「戦う姿勢の欠如」
ガイド記事戸塚 啓一度は追いついたコロンビア戦だったが…決勝トーナメント進出がかかったコロンビア戦で、1対4の完敗を喫したサッカー日本代表。グループステージ最下位となった原因はどこにあったのか。コロンビアとのグループステージ第3戦は、2点差以上の勝利が絶対条件だった。そのうえで、コートジボワールが引き分け以下に終わる...続きを読む
日本代表の「奇跡」は自分たちのサッカーの先に!
ガイド記事戸塚 啓2位争いはコートジボワールとの一騎打ちに奇跡を起こすしかない日本代表。グループステージ突破の2位に浮上するには、条件がふたつある。日本のグループCは2試合を終え、2連勝のコロンビアが勝点6で2位以内を確定した。現時点で2位につけるのは、1勝1敗で勝点3のコートジボワール。1分1敗で勝点1の日本は、ギ...続きを読む
W杯第2戦のカギは「自分たちのサッカー」
ガイド記事戸塚 啓初戦が重要な理由過去の大会を振り返ると、グループステージ突破には勝点5以上が必要なことがわかる。コートジボワール戦とのグループステージ初戦は、日本の先制弾で幕を開けた。0対0で迎えた16分、長友佑都(27歳)のパスを受けた本田圭佑が、得意の左足で強烈な一撃を突き刺す。試合前日に28歳となったエースの...続きを読む
ザックジャパン、コスタリカ戦で見えた3つの好材料
ガイド記事戸塚 啓必然的リスクを軽減するために「やりきる」3対1でコスタリカに快勝した日本代表。この勝利からW杯に向けた3つの好材料も見えてきた。ザックことアルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表は、自分たちで主導権を握るサッカーを標榜してきた。来るべきブラジルW杯においても、チームの方向性に変わりはない。ボールを...続きを読む