歌舞伎
歌舞伎関連情報(8ページ目)
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記事一覧
メタ歌舞伎な 『研辰の討たれ』再演 1
ガイド記事五十川 晶子野田秀樹の作品をコマショー(東大・駒場小劇場)の頃から観ている小劇場フリーク男・Sと、歌舞伎観劇歴20年の女・Kが、再演『野田版研辰の討たれ』について意見をを戦わせています。(『野田版鼠小僧』もご参考に。)『研辰の討たれ』のストーリーに着いてはココ。2003年初演時の制作発表より勘三郎とメタ歌舞伎●...続きを読む
GWは歌舞伎役者出演の映画で 『阿修羅城』と『弥次喜多』と。
ガイド記事五十川 晶子『阿修羅城』と『弥次喜多』と。●市川染五郎の御ひいき必見!『阿修羅城の瞳』2年前、2003年の夏~秋、新橋演舞場で「劇団☆新感線」の舞台、『阿修羅城の瞳』を観たときに、市川染五郎の歌舞伎とはまた違うカッコよさにぶっとんだ。「これは・・・かなりカブキかもしれない」。新感線の芝居を観るたびそう思うのだが...続きを読む
十八代目勘三郎誕生!その1 歌舞伎の未来を創る名跡
ガイド記事五十川 晶子こちらまでウキウキ気分の十八代目中村勘三郎襲名披露興行江戸に歌舞伎の櫓を最初に掲げた初代中村勘三郎から400年。ついに十八代目が誕生した。代々座元(興行主)としての名前だった中村勘三郎を、一代で役者の名前としてビッグにしたのが先代の十七代目勘三郎、新・勘三郎の父である。勘三郎襲名を祝う鮮やかな幕その...続きを読む
十八代目勘三郎誕生!その2 プロデュース力にもますます期待
ガイド記事五十川 晶子新・勘三郎にシンクロさせられる!祝い幕が開くと役者がずらりと並ぶ口上。さて、昼夜の襲名の狂言建てを紹介する。昼の部『猿若江戸の初櫓』(さるわかえどのはつやぐら)座元としての歴史を持つ中村屋の歴史を物語るおめでたい舞踊。『俊寛』(しゅんかん)先代勘三郎の当り役の一つ。幸四郎が俊寛を勤める。浪布で舞台が...続きを読む
『本朝廿四孝』女形の大役に挑む 時蔵「動かないから難しい」
ガイド記事五十川 晶子豪華な舞台に衣裳に、ケレン味もたっぷり。お姫様の情熱がほとばしる毎年三月に上演される国立劇場の花形若手公演。今年は義太夫狂言の傑作『本朝廿四孝』(ほんちょうにじゅうしこう)だ。公演情報はココ。戦国時代・川中島の決戦などで有名な、武田信玄と上杉謙信の争いを背景に、美濃の斉藤道三の企みを巡り、武田・上杉...続きを読む
受け継いでいけるか。ヤマトタケル 1
ガイド記事五十川 晶子スーパー歌舞伎の古典『ヤマトタケル』。「僕らが次代に橋渡しする」2005年3月、4月に東京・新橋演舞場で、あの伝説のスーパー歌舞伎第一作『ヤマトタケル』が甦る。それも今回は、主演が市川右近と市川段治郎のダブルキャストで、楽しみも倍増!公演情報、演目内容についてはココ。(5月は大阪松竹座、6月は名古屋...続きを読む
観たいときが最高のチャンス コツ10 初めて楽しむ歌舞伎 その2
ガイド記事五十川 晶子苦手意識が一気に逆転?「はまる」に通じるかも。●歴史が苦手。→現代に通じるドラマ多し。「義経くらいは分かるけど、あとはあまり歴史上の人物は知らないから」「戦国時代のこれこれこういう戦いが物語の前提、とか言われても、日本史忘れちゃったし」・・・。筋書きなどを読むと、たいていその演目の前提として、歴史上...続きを読む
肩の力を抜いて観劇するコツ10その1
ガイド記事五十川 晶子力まず、構えず、気持ちはマダムで(?)「子供の頃、鑑賞教室で一度は観た」という方は結構多いと思う。また、「大人になってから観たことがあるけど、思い切り寝た」という方もいるかも。あるいは、「全く観たことない。歌舞伎は男が演じるくらいは知っているけど・・・それくらいしか知らないし」という方も少なくないは...続きを読む
「成田屋!」「音羽屋!」 声がかかると一層盛り上がる!
ガイド記事五十川 晶子屋号は役者の看板チャリーンと揚幕の開く音がしたかと思うと、三階あたりの客席の方から「成田屋!」とか、「待ってました!」とか「二代目!」なんてのが聞こえてきます。初めて観る方は、「あー、歌舞伎を観てるんだなあ!」と一層雰囲気に浸れる瞬間ですよね。掛け声には、「○○屋」とか「○代目」というものの他にも「...続きを読む
勧進帳、ナイトシアター、團十郎&海老蔵も! 冬から初春も歌舞伎たっぷり 2
ガイド記事五十川 晶子南座の顔見世&襲名披露、ナイトシアターって?待ってました!成田屋競演●国立劇場11月3日初日~26日千秋楽『噂音菊柳沢騒動』かねてきくやなぎさわそうどう柳沢といえば五代将軍の寵愛をほしいままにした柳沢吉保。明治36年以来1世紀ぶりの復活だ。尾上菊五郎が一人四役で奮闘、沢村田之助、坂東彦三郎、中村時蔵...続きを読む