歌舞伎
歌舞伎関連情報(4ページ目)
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記事一覧
新・水滸伝 右近さんインタビュー 3
ガイド記事五十川 晶子女形、大活躍見どころはまだまだある。その一つが「女形の大活躍」。梁山泊に集まってくるのは男の豪傑だけではない。元追いはぎの娘や、生来の男嫌いで武芸の達人である女剣士など、アジアのたくましい女たち、強く個性的な女性たちの役が多いという。市川笑也さん初め、女形が大活躍するシーンも少なくないようだ。もちろ...続きを読む
新・水滸伝 市川右近さんインタビュー 1
ガイド記事五十川 晶子「2003年以来の新作に、興奮する」市川猿之助率いる猿之助門下の若手俳優が中心となる「二十一世紀歌舞伎組」。公演の最新作がこの8月、10年という時を経て、ルテアトル銀座byPARCOにお目見えする。1989年、パルコ劇場での『伊吹山のヤマトタケル』で産声をあげたこの一座。『雪之丞変化2001年』や、...続きを読む
市川右近さんインタビュー2
ガイド記事五十川 晶子「次の世代の役者たちに渡していくもの」今回、右近さんが力強く語ったのは、この作品のもう一つのテーマ、「原点回帰」ということだ。「今回の作品は、二十一世紀歌舞伎組のスタート当初の僕ら自身を思い出させてくれるんです。歌舞伎の門閥出身ではないけれど、歌舞伎を愛する気持ちはだれにも負けないと、市川猿之助とい...続きを読む
赤坂大歌舞伎で勘三郎。
ガイド記事五十川 晶子なじみの赤坂の街で歌舞伎を公演赤坂駅前にオープンした赤坂ACTシアター。これまでも中村獅童の出演した『トゥーランドット』や、映画でもおなじみの『フラ・ガール』、今後も『CHICAGO』など、現代劇、音楽劇が劇所のオープニング公演としてラインナップされている。そのこけら落としの公演としてこの9月、歌舞...続きを読む
義経をめぐる人々 義経千本桜 その4
ガイド記事五十川 晶子<渡海屋・大物の浦>筆者、この段がとても好きである。この段の主人公は義経でも静でも弁慶でもなく、義経に壇ノ浦の海戦で敗れたはずの平知盛だ。木下順二作『子午線の祀り』でも、知盛と義経が対照的に描かれたが、知盛がやっぱりカッコイイのである。義経が歌舞伎全体を見たときのヒーロー番付の東の筆頭とすれば、西は...続きを読む
新派120周年 歌舞伎とは深い縁!
ガイド記事五十川 晶子「新派」という演劇、見たこと・聞いたことはありますか。「新派」という演劇、見たこと・聞いたことはありますか。新しい「派」と書いて「新派(シンパ)」。おそらく歌舞伎よりも「見たことない」という人は多いのではないかと思います。「新派」とは、演劇のジャンル名でもあり、たとえば歌舞伎といえば歌舞伎座で芝居を...続きを読む
『團十郎の歌舞伎案内』PHP新書
ガイド記事五十川 晶子『團十郎の歌舞伎案内』PHP新書さて、今非常~~に話題となっているこの本。歌舞伎の面白さを成田屋がとことん語る江戸歌舞伎の宗家・市川團十郎が、そもそも歌舞伎の誕生とは?そして初代から12代目の当代までの團十郎とはどんな役者だったのか?現在上演されている歌舞伎の演目の裏話、そして息子・海老蔵との親子の...続きを読む
コクーン歌舞伎第九弾と欧州公演 1
ガイド記事五十川 晶子衝撃だったコクーン歌舞伎第一弾。そして今回で第九弾渋谷コクーン歌舞伎第一回といえば忘れもしない1994年。演目は『東海道四谷怪談』だった。今と変わらず歌舞伎漬け生活を送っていた筆者にとって、渋谷のシアターコクーンという現代劇のメッカたる劇場で歌舞伎公演が行われると知ったときの驚き!それも中村勘九郎さ...続きを読む
長谷川町子が描く、懐かしい歌舞伎
ガイド記事五十川 晶子町子かぶき迷作集歌舞伎関連書の紹介が続きます。先日某書店で見つけたのがコレ。復刊された町子かぶき筆者などは子供のころに家や学校に全巻揃っていたサザエさんシリーズを思い出します。初版の連載は昭和27年から31年。まさに十一代目團十郎丈の海老様ブームだった頃のものでしょうか。目次を見ると切られ与三郎身替...続きを読む
萬斎&菊之助が蜷川演出で@コクーン
ガイド記事五十川 晶子速報蜷川演出&萬斎主演舞台に、菊之助出演>日本の現代演劇の一時代を築いた、蜷川幸雄と清水邦夫がコンビを組みます。清水作『わが魂は輝く水なり』主人公の斉藤実盛は歌舞伎でも同じみの役。平家の人間ながら、源氏に心傾ける存在として、立役の大きな役です。狂言の野村萬斎斉藤実盛息子五郎に尾上菊之助他、秋山奈津子...続きを読む