書籍・雑誌
話題の本関連情報(27ページ目)
芥川・直木賞ほか、各種文学賞の受賞作や受賞作品を解説しています。
記事一覧
<第1回>ちょっとだけカルトな本棚 『アラビアの夜の種族』
ガイド記事梅村 千恵『アラビアの夜の種族』古川日出男角川書店2700円この本を買いたい!■21世紀版アラビアン・ナイト。凝った構成で本好きを唸らせる物語は、まず、西暦1798年のエジプト・カイロから始まる。惰性的な平穏を貪るイスラムの都に、ナポレオン率いる艦隊が侵略してくるという噂が流れる。悪しき予感が毒気のように巷に...続きを読む
通勤快読!おすすめモバイル本<第1回> 『スポーツイベントの
ガイド記事梅村 千恵『スポーツイベントの経済学』原田宗彦平凡社新書740円この本を買いたい!■W杯が去った今こそ。「余熱」を「余熱」で終わらせないためにW杯、オリンピックに代表されるメガ・スポーツイベントと経済――この取り合わせから、最初に連想される言葉は、「経済効果」であろう。正負の誤算も含めて、巷では、何かとその額...続きを読む
読んだ気になるビジネス書<第2回> 『ネクスト・ソサエティー
ガイド記事梅村 千恵『ネクスト・ソサエティ』P・F・ドラッカー/著上田惇生/訳ダイヤモンド社2200円この本を買いたい!■来るべき新しき「社会」で企業は生き残れるのか?『プロフェッショナルの条件』『チェンジ・リーダーの条件』『イノベーターの条件』の3部作で反響を呼び、ビジネス界にもっとも影響力をもつ思想家の一人であるド...続きを読む
たまにはじっくり。文芸書<第2回> 『晴子情歌』
ガイド記事梅村 千恵『晴子情歌』(上・下)高村薫新潮社各1800円この本を買いたい!■女性が主人公、しかも書簡小説。えっ!?これが高村薫!?昭和五十年、インド洋の遠洋漁業船上にいる三十歳の男の元に母からの百通にも及ぶ手紙が次々と届く。母の名は、福澤晴子。男の名は彰之。晴子は書く。大正デモクラシーの幻想を生きた晴子の母の...続きを読む
『スタッキング可能』松田青子インタビュー
ガイド記事石井 千湖口コミ人気でヒット中!『スタッキング可能』スタッキング可能青木淳悟、市川真人、岸本佐知子、柴崎友香、島田虎之介、豊崎由美、長嶋有、福永信、フジモトマサル、法貴信也。作家から画家まで、バラエティ豊かな推薦コメントが並ぶ『スタッキング可能』。初めての単行本であるにもかかわらず、口コミで評判が広がり、順調...続きを読む