男の腕時計
スイスの老舗高級ブランド(4ページ目)
パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンといった憧れの「雲上ブランド」を中心に、スイス高級時計の頂点を紹介。
記事一覧
ロレックス「GMTマスターII」を旅で検証
ガイド記事菅原 茂一段と完成度が高まった最新バージョンロレックスには、のちの腕時計に大きな影響を与えた傑作が少なくないが、1950年代に誕生した「オイスターパーペチュアルGMTマスター」もその一つ。大型ジェット機による本格旅客時代が幕を開けた1950年代当時、ローカルタイムとホームタイムが同時にわかるGMT機能を備え...続きを読む
スポーツウォッチで躍進するロンジン
ガイド記事菅原 茂スピード感あふれるクロノグラフまず最初に紹介したいのが、「グランヴィテス」。ロンジンの時計づくりの勢いがスピードに象徴されたモデルである。品名にあるフランス語の「グランヴィテス」とは、直訳すれば「大速力」を意味する。言葉通り、このモデルのタキメーター・ベゼルには、マッハ1から2の目盛りが記されている...続きを読む
最新クロノグラフが話題のタグ・ホイヤー
ガイド記事菅原 茂発想の転換から生まれたエレクトロメカニカルムーブメントストップ・ウォッチ機能を備えるクロノグラフを、ムーブメントの種類で分けると、伝統的な機械式とクォーツがあるのはご存じの通り。アナログのクォーツ・クロノグラフは、駆動機構がクォーツ方式になっているだけで、センターの計測秒針や積算計などの表示自身は機...続きを読む
新生「ダ・ヴィンチ」で飛躍するIWC
ガイド記事菅原 茂「ダ・ヴィンチ」がトノー・ケースでリニューアルIWCは、1985年に機械式時計復活の重要な契機となる複雑時計を発表した。西暦2499年までの永久カレンダー表示とクロノグラフ機能を併せ持つ画期的な「ダ・ヴィンチ」である。IWCにはパイロットウォッチや、大型高精度腕時計「ポルトギーゼ」、耐磁設計の自動巻...続きを読む
オメガの神髄は革新的ムーブメントにあり
ガイド記事菅原 茂機械式時計の未来を変える「コーアクシャル」今年のオメガの最大の話題は、「デ・ビルアワービジョン」という新しいコレクションの発表である。これは、革新的な「コーアクシャル脱進機」をさらに改良、進化させた新設計の機械式ムーブメント、キャリバー8500と8501がなんといっても特徴。2000年より開発プロジ...続きを読む
トゥールビヨンの元祖、ブレゲの新作に注目
ガイド記事菅原 茂トゥールビヨンとは何か雑誌の誌面などにも、最近たびたび登場する「トゥールビヨン」。フランス語で「渦巻き」を意味するこの言葉は、時計の専門用語で、特殊な誤差補正機構を指す。また、この機構を搭載する時計自身も一般的に「トゥールビヨン」と呼ばれ、商品名にも用いられている。トゥールビヨンの発明者は、現在のブ...続きを読む
腕時計の未来を見据えたジャガー・ルクルト
ガイド記事菅原 茂伝統を超越し、進化するクロノグラフジャガー・ルクルトは、反転式ケースで有名な角形腕時計の「レベルソ」や、タフなスポーツウォッチ「マスター・コンプレッサー」シリーズで、機能やデザインに斬新なアイデアを展開したり、トゥールビヨンやミニッツリピーターなどのコンプリケ-ションの分野でも、伝統的な技術を超える...続きを読む
時計の王道を行くパテック フィリップ
ガイド記事菅原 茂ブランドの基本を貫く確かな姿勢スイスの数ある老舗の中で、パテックフィリップは、つねに安定感を感じさせるブランドだ。周囲で展開される賑々しいトレンドに流されることもなく、自分のスタイルを守りながら、時計づくりの王道をゆく姿は、まさに「時計の王者」の貫禄。ここ2年のパテックフィリップは、時計を動かすムー...続きを読む
バーゼルを沸かせたロレックスの革新
ガイド記事菅原 茂「不変のロレックス」からの脱皮スイスの時計展示会「バーゼルワールド」の重鎮として活躍するロレックス。メインの会場では、パテックフィリップと通路をはさんで大きなブースを構え、まさにスイス時計の両横綱が並び立つ。ウィンドーに群がったり、商談で訪れる人も非常に多い。「オイスターパーペチュアルGMTマスター...続きを読む
時計のケースとフランク・ミュラー
ガイド記事菅原 茂腕時計の始まりは、丸形より角形腕時計の歴史を紐解くと、角形ケースが現在の腕時計のスタイルを形作ったことがわかる。写真はフランク・ミュラー「マスタースクエア」。ホワイトゴールド、自動巻き、168万円諸説はあるが、時計の歴史に現在の「腕時計」の原型が登場するのは、20世紀のはじめとされている。それまでは...続きを読む