癌(がん)
がんの基礎知識・ステージ・転移
日本人の死因のトップである癌(がん)。実はがん細胞は健康な人の体の中でも、毎日作られているのです。がん発生と転移のしくみ、主な癌の種類、がんのステージなど、がんについて正しい理解していただくための基本情報をまとめました。
記事一覧
がんについて知っておくべきこと
ガイド記事狭間 研至きちんと知っておきたいがんの基礎知識厚生労働省の統計によると、現在、我が国では、3人に1人ががんで亡くなっています。また、ライフスタイルの変化により、乳がんや、肺がん、大腸がんなど、近年、急速に増えつつあるがんもあり、がんは、決して人ごとではない疾患になりつつあります。がんのメカニズムや、気をつけて...続きを読む
良性腫瘍と悪性腫瘍の違い・特徴・見分け方
ガイド記事狭間 研至良性腫瘍と悪性腫瘍の違いとは良性腫瘍と悪性腫瘍。一体、どのように違うのでしょうか?どのように見分けるとよいのでしょうか?腫瘍というのは、いわゆる「できもの」のことです。「腫瘍=がん」というわけではありません。腫瘍には、良性と悪性のものがあり、悪性腫瘍をがんと呼びます。では、良性腫瘍と悪性腫瘍は、どう...続きを読む
がん発生の原因とメカニズム
ガイド記事狭間 研至がん細胞はミスコピーの細胞がん細胞は、細胞が分裂するときに間違ってできたミスコピーの細胞と考えることができます私たちの体は、60兆個もの細胞からできています。これだけたくさんの細胞が、新陳代謝で、定期的に入れ替わっていきます。ちょっと、汚い話で恐縮ですが、皮膚は定期的に入れ替わって、垢がでますよね。...続きを読む
原因は何? 増加し続ける日本人のがん
ガイド記事狭間 研至日本人は、何で亡くなっているのか?現代の日本人は、いったい何で亡くなっているのでしょうか?それを考えると毎日の生活で、気をつけるべきことが見えてきます。のっけから、ちょっと妙な話で恐縮ですが、日本人はいったいどんな死因で最期を迎えているのかご存じでしょうか。平成15年に、厚生労働省がまとめた人口動態...続きを読む
がんのステージ・進行度とは
ガイド記事狭間 研至がん治療前に重要な「質的診断」「局在診断」「病期診断」がんのステージとは健康診断でがんを疑われ、精密検査を受ける。誰しも、がんで無いことを願うとともに、万一がんの可能性があるのなら、一刻も早く治療したいと願うものです。がんの適切な治療を行うためには、以下の3つの要件を満たす必要があります。本当にがん...続きを読む
女性が気をつけるべき5つのがん…女性のがんの70%を占める5部位
ガイド記事狭間 研至女性に多いがん…乳がんを筆頭に、大腸がん、肺がん、胃がんなど女性に多いがんの効果的な予防法と早期発見のポイントを押さえましょうがんは全身のあらゆる臓器にできる可能性があります。とはいうものの、がんの予防や早期発見を考えるときに、全身のがんを対象にするということは、あまり現実的ではありません。また、男...続きを読む
男性が気をつけるべきがん
ガイド記事狭間 研至男性がかかりやすいがんがんの予防を考えるときには、まず、がんの現状を知ることが必要です。がんは全身のあらゆる臓器にできる可能性があります。とはいうものの、がんの予防や早期発見を考えるときに、全身のがんを対象にするということは、あまり現実的ではありません。また、男女特有の臓器もあるので、男女別に考える...続きを読む
がんが転移するってどういうこと?
ガイド記事山田 恵子先日、ZARDの坂井泉水さんが40歳という若さで、子宮頚がんの治療中にお亡くなりになったというニュースがありました。ヒット曲が耳に残っているガイドとしても、かなりショックなニュースでした。日本人の死因の第一位は悪性新生物(がん)で、死因の3分の1を占めます。(全死亡数102万4000人第1位悪性新生...続きを読む
がんのメカニズム
ガイド記事狭間 研至がん発生のメカニズムがんというのは、ある日突然に大きな塊となってできるわけではありません。最初は、ほんの些細なできごとからできるのですがん細胞は決して特殊な細胞ではありません。もともと、自分自身の細胞です。細胞は、古くなると活動を止め老廃物となっていく一方で、常に新しい細胞ができています。このときに...続きを読む
メタボとがんの意外な関係
ガイド記事狭間 研至内臓脂肪が多いとがんになる!?「内臓脂肪が多いと、糖尿や血圧、コレステロールに悪いことは知ってるよ」という方に知って頂きたいのが、内臓脂肪とがんの意外な関係です。「内臓脂肪の蓄積が、糖尿病や高血圧、高脂血症を引き起こす。」というのがメタボリックシンドロームの基本的な考え方です。つまり、糖尿病や、高血...続きを読む